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不倫相手が暴走!LINEで「旦那にバラす」と脅迫された妻のホンネ

暮らし

旦那の個人情報が浮気相手にバレる

 詩織さんは、これまでの平穏な生活が壊されてしまうという恐怖に陥ります。ヒサシさんの気持ちはさらに強くなる一途です。

「ちょっと怖くなって、ジムに行く気もなくしてしまったんですけど。そしたら……」

 ヒサシさんは、インターネットを駆使して、詩織さんの個人情報を調べ上げたのです。そうして、旦那さんの情報に辿り着きました。そして、そのことを詩織さんにほのめかし脅迫します。

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詩織さんの旦那の勤務先を突き止めてしまう…

「詳しくは言えませんが、旦那はいわゆる“固い”仕事についているため、このことが発覚すると職を失う可能性もあるんです。旦那には相談できませんし、友人にもこんなことは言えません。八方塞がりです」

 一歩間違えたら事件にも発展しかねないトラブルです。ただ、ジムに入会する際に本名は知られているわけですから、調べようと思えば個人情報に辿り着くのは容易です。詩織さんは後悔しますが、すでに時遅しでした。

「もう会うのやめよう?」からの罵倒LINE

 詩織さんは、ヒサシさんに諦めてもらうように説得を試みます。

「ヒサシさんは、浮気の相手として恋愛を楽しむ分には良いのですが、伴侶にしたいタイプではありません。『遊びだったのか?』と聞かれてば、そうとしか言いようがありません。

 お互いが割り切った関係だと了承していると思っていたのですが、徐々に気持ちがすれ違ってしまい、意思疎通が難しくなってしまいました。別れを告げたときも、たくさん罵られました」

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ヒサシさんから届いた「罵倒LINE」

 詩織さんはこのLINEのあとにブロックし、ジムも退会したそうです。現在までに、ヒサシさんから、何かしらのアクションは無いそうですが、今も不安な気持ちを抱えています。

 結婚はそれ自体がゴールではなく、スタートとも言います。関係の維持のためには夫婦双方の努力が必要です。詩織さんもまずは旦那さんに素直に向き合ってみるべきでしょう。

<TEXT/bizSPA!取材班>

bizSPA!フレッシュ編集部の記者(編集者)が、20代のビジネスマン向けに、気になる世の中の本音や実情を徹底した現場取材で伝えます。

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