新型肺炎「市中感染のおそれ」がある中、冷静な対策とは?
「新型肺炎は空気感染する」との噂も
ネット上では「新型肺炎は空気感染する」「感染力は14日間ではなく20日以上である」「中国の生物兵器」といったの出所不明のニュースも散見されます。
いずれもWHO(世界保健機関)、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)、厚生労働省などの権威からはそのようなコメントはありません。
噂やフェイクニュースに惑わされることなく、正しい知識を持ち、冷静に判断・行動し、指示に従いましょう。
市中感染するなかで可能な対策は?
不要な人混みを避けることを考慮することと、もしもの時に他人にひろげないために風邪っぽいときは学校や会社には行かないことを意識しましょう。
1. 咳・鼻汁・咽頭痛などの気道症状のある人は咳エチケットを徹底しましょう。
2. マスク利用時は、鼻と口を覆いましょう。
3. 気道分泌物を触ったら、手を洗いましょう(アルコール消毒、石鹸、流水手洗いなど)。
4. 人混み、集会は不要ならば避けることを考えましょう。
5. よく寝て、よく食べて、元気に過ごしましょう。
日本国内での感染例が複数出てきましたので、中国滞在の確認は無意味になりつつあります。
自分が他人からうつらないために人混みを避けることも大切ですが、他人にうつさないために、体調不良や風邪症状があるときは、人の集まるところは避けなるべく家にいること、外出の際はマスクをして自らが感染源にならぬようにすることが、大切です。