彼女を持つ男性なら避けて通れないのが2人っきりのショッピングデート。買い物に長時間付き合わされるうえ、ふとした一言がトラブルの原因になってしまうことも……。

男が知っておくべきショッピングデートの注意点とは　※イメージです（以下同じ）

　男女問わず“恋愛初心者から上級者まで”あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスした執筆活動を行う、恋愛事情専門家・コラムニストの神崎桃子さん。男性が女性とのデートでのトラブルを回避する方法を教えています。

　今回は、そんな神崎さんがフクザツな女性心理を解き明かした著書『なぜ女はこんなことで怒るのか』（インプレス刊）より、女性の心理を解説したコラムを紹介します（以下、神崎さん著書より一部抜粋・編集したものです）

ショッピングデートで男を待つ試練

　愛する彼女のショッピングに付き合わねばならないあなたには本当にお気の毒ではあるのだけど、こんな試練が待っている。

　女にはスカート1着買うのでさえ一大事。

「あ、このスカートいいな。とりあえず確保～。こっちもキープしとこっかな、あ、でもやっぱあっちのがいいかな……」と何点も手にとっては眺め、眺めては元に戻す。この作業が何度も何度も繰り返されるのダ。

　そんな風にさんざん見比べた挙げ句、試着室に入る彼女にあなたは胸を撫で下ろすに違いない。おお、これでようやく決めてくれるのか……。しかし、ホッとするも束の間。その服を着て出てきた彼女からの一撃……。

「ねぇ、これどう思う???」

　あなたは「……ど、ど、どうって（汗）。ファッションアドバイサーじゃあるまいし、服の評価なんて求められたってなんも言えね～」と一瞬怯むはず。

彼女はさらなる難題をぶつけてくる

　しかし実際、「え～～～そんなのオレ、わかんないよ」などと口が避けても言えない。たとえ恋愛経験がそれほど多くない男だって「そんなこと知らね～よ」がいかに女の機嫌を損ねるワードであるかくらいは学習しているだろうからね。

　そこで「ん、いいんじゃない？」と無難な答え方をする。これでうまくやり過ごせたかと思いきや、彼女はあなたに更なる難題をぶつけてくるだろう。

「じゃあさ、コレとコレ、どっちがいいと思う？」

　男にとって女の「どっちがいい？」ほど厄介なことはないだろう。あなたは「女の服の良し悪しなんて俺に聞くなよ！」「どっちでもたいして変わんないよっっっ!!」と心の中で叫ぶに違いない。

　しかし、女というものは男が全く女性のファッションや流行に無頓着で知識がなかったとしても、んなことはお構いナシ。