小関裕太、共演した橋本環奈に感動「スタッフ全員の名前を憶えていた」
ステキな30代以降を目指したい
――小関さんは現在24歳ですが、ご自身が二十歳になるときには、何か思うところはありましたか?
小関:19歳後半のときに、「二十歳になったら大人になると思っていたけど、僕はまだ全然大人じゃない」と気づいたんです。それまでに培ったものがどれだけあるかが大切なんだと気づいて、残りの半年間で車の免許を取ったり、ニューヨークに一人旅に行ったり、いろいろチャレンジして、自分を変えていく作業をしてから二十歳を迎えました。
でも、もっと早くから気づいてたら、もっとステキな二十歳を迎えられたんじゃないかと思ったので、今度はステキな30歳になるために、色々なことに挑戦をしながら20代を過ごしていけたらと思っています。
僕の周りには、ステキな大人の方たちがたくさんいるんです。三浦春馬さんや、高橋優さん、ナオト・インティライミさんもとても尊敬しています。目標にしたい方々の背中を見ながら、ステキな30代以降を目指せたらと思っています。
メイクさんに言われた「印象的な一言」
――そうしたステキな先輩方の姿勢や言葉で、印象に残っていることはありますか?
小関:19歳のときに、メイクさんと話してたんです。その方は僕の父くらいの年齢なのですが、海外での仕事でご一緒させていただいて、お互いに海外が好きだったので、そのあとも仲良くさせていただいていました。
あるとき「僕、ニューヨークに行きたいんです」とお話したんですが、行くための理由を持っていなかった。たとえばダンスや歌を勉強したいとか、英語を勉強するためだとか、明確な理由がないと行けないと思っていて、「なかなか踏み出せないんです」と伝えたんです。
そしたら「裕太、理由があるから行くんじゃなくて、行った先にあるものなんだよ。チケット買ったら行くしかないから、買いなさい」と言われて、それで次の日にチケットを買ったんです。