フォロワー15万超「アイドルオタクあるある」でバズった26歳男子の正体
「『めちゃイケ』で岡村さんがやっていた」
今では明るく人当たりのいい彼だが、実は学生時代は「学校にはまったく居場所がなかった」と振り返るほど、寂しい日々だったという。そんななかで唯一希望となったのが、モーニング娘。をはじめとするアイドルの存在だった。
「子供の頃、周りのオジさんファンがライブ後に声をかけてくれて生写真をくれたりして、すごい嬉しかった記憶があります。だから当然のようにアイドルになりたいと思ったし、そもそも僕、モーニング娘。に入りたかったんですよ(笑)。昔、『めちゃイケ』で岡村さんがやっていたじゃないですか? だから有名になればいつかハロプロさんから声がかかるんじゃないかって、信じていましたから!」
しかし、アイドルを目指したオタク青年の道のりは平坦ではなかった。
「とにかく芸能界に入ろうと思ってオーディションを受け続けたんですが、8年間落ち続けましたね。ただ、ずっと『いつかなれるはず』ってポジティブに考えてましたし、そんなにツラかった記憶もないんです。僕のなかではアイドルになることに女性も男性も関係ないと思うし、いたって自然な気持ちで、素の自分のままでいられるので」
モー娘。愛を語ると止まらない
諦めなければチャンスはやって来る。ついにCUBERSという今のグループに加入した彼は、’18年5月には憧れのつんく♂が作詞・作曲した曲でメジャーデビューを果たすことになった。
そんな彼が今でも敬愛する存在が、ハロプロでありモーニング娘。なのだが、その魅力を語ってもらうと、もはや止められない状態に……。
「一言でいうと、大好きなメンバーが卒業しちゃっても、『モーニング娘。』の名前が代々受け継がれていくところですね。だから一回ハマったらもう抜け出せない。僕も高校生くらいになったら好きな人とかができてアイドルオタクは卒業してるかなって思ってたんですが、ずっとズブズブです(笑)。
ハロプロのなかでも僕にとってナンバーワンのアイドルは元℃-uteの鈴木愛理さん。普通、アイドルは年齢が上がるとともにどんどん大人になっていくんですが、鈴木さんは大人になりつつも、ブリブリにかわいい部分をずっと残し続けてくれているんです!」