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彼氏のツイッターを監視し、激怒する彼女「どうしてLINEを返さないの?」に恐怖

暮らし

彼女の愚痴への対応…どうすれば?

 拓馬さんも、彼女のことを愛していたわけですから、彼なりにLINEに応えようとはしていました。しかし、彼女には、頑張って考えた返信も不満だったようで、機嫌を損ねてしまいます。

「彼女は総務という仕事柄、様々な部署から仕事を頼まれて、鬱憤も溜まっていました。やっぱり大変な仕事だと傍から見ていて思いますよ。やり場のない鬱憤を、僕にLINEをすることで解消していたようで、俺なりに解決策を考えて返信していたのですが、『そういうアドバイスはウザい!』って言われてしまったんです」

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 拓馬さんは、それからというもの、彼女の仕事の愚痴を聞いて同調することに徹していたそうですが、そうすると今度は彼女から「どうでもいいと思って、聞き流してるんでしょ」と責められてしまうそうです。

彼氏のツイッターを監視して…

 拓馬さんは、すっかりLINEに対して苦手意識を持ってしまいました。「どうせまた、怒らせちゃうんだろうな」と思うようになり、彼女にLINEを送ることが減っていったそうです。

 ただ、ツイッターの更新だけは続けていた拓馬さん。2人は、付き合い始めた時に、隠し事はしないということで、お互いのアカウントを教え合っていて、非フォローだけど、アカウントは知っている状態でした。

「ツイッターは、好きなお笑い芸人だったりアイドルをフォローして、ゆるくどうでもいいことを呟いたりしてるんです」

 彼女は、LINEを送る頻度が減った拓馬さんを不満に思い、ツイッターを監視するようになったのです。そして、彼がツイッターを更新しているのを見かけるとすぐに、怒りのLINEを送ってくるようになりました。

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「もう逃げ場がないなって思いました」

LINEを楽しめる関係性づくりを…

 拓馬さんは彼女のことで気を病んでしまい、上司や同僚からも「どうしたの? 元気ないね」と声を掛けられるほどになってしまったとか……ちなみに、今もまだ、付き合いは続いており、別れを切り出そうかどうか思いあぐねているところだそうです。

「ツイッターを監視されていると知ったときは、ドン引きしました。LINEをほしがってくれているのは、それだけ僕のことを思ってくれている証拠ですが、ツイッターは彼女と付き合う前から始めていましたし、SNSは自由にやりたいですよね」

 SNSは日常にすっかりと溶け込んでしまっているからこそ、頻度や価値観が合わないとうまくいかないことも。お互いが向き合って話し合うことが必要かもしれません。

<TEXT/bizSPA!取材班>

bizSPA!フレッシュ編集部の記者(編集者)が、20代のビジネスマン向けに、気になる世の中の本音や実情を徹底した現場取材で伝えます。

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