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食事を過度に減らすのはNG。ライザップトレーナーが語る「ボディメイク術」

暮らし

 お休み気分から仕事モードに切り替え、日々勤しむ毎日を送る中、つい気にしてしまうのが「ウエスト周り」。

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ライザップトレーナーの伊藤昌洋氏

 暴飲暴食を繰り返すうちに、ふと気づいたらウエスト周りがきつくなっていた……なんてこともあるだろう。普段は仕事で忙しくするビジネスマンが、どのようにしてダイエットしていけば良いのか。

 今回は「結果にコミットする」でお馴染みのライザップで、トレーナーの教育に携わる伊藤昌洋氏から「明日からできるボディメイク術」について話を伺った。

過度に食事の量を減らすのは厳禁

 社会人になって先輩社員や取引先との飲み会が増えたという人も多いだろう。週末はテレビを見ながらゴロゴロと過ごしたりすると、すぐにビール腹になってしまう。

「おすすめなのが、毎日朝と夜に体重を測ること。自分の体重を自己管理するという意識を持たせることで、暴飲暴食をしないよう心がけ、2日連続でお酒や食事の量が多かった場合は、翌日の食事の量をコントロールすることができます」(伊藤氏、以下同)

 一方で、肥満を解消しようと気持ちが焦るあまり、朝昼晩の食事のうち1食抜かすなど、極端に減らしてしまうのは良くないという。

「極端に食事の量を減らせば体重は戻りますが、栄養素摂取量が減れば、筋力の低下や免疫力の低下を招き、体調を崩しやすくなるでしょう。また、食事を抑えた反動で、たくさん食べてしまうとリバウンドを起こす原因にもなります。3食をしっかり摂る中で糖質を減らしつつ、タンパク質を多めに摂ることを意識するべきです。また、油ひとつとってもサラダ油ではなく、エゴマ油やオリーブオイル、亜麻仁油にするだけでも変わると思います」

大切なのは「継続できる運動か」

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食事を抜くという発想は短絡的

 短絡的な発想で「食事を抜く」のではなく、毎食の中で必要な栄養素を抑えつつ、食べ過ぎないようにすること。シンプルだが、誰でも意識すればできることだ。

「食習慣と共に大事なのが、運動です。大切なのは『継続できるものであるか』です。せっかく運動を始めても途中で挫折しては意味がありません。トレーニングジムに通ったり、ジョギングやウォーキングをしたりと、自分が続けやすい運動を見つけて習慣化させる。そうすることで、代謝も良くなって脂肪の燃焼につながります」

 社会人になると、どうしても仕事の関係で体を動かす機会が減ってしまう。まずは習慣化することが大事なのだ。

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