アマゾンに潜む「悪徳業者」の見分け方。商品名、画像はどこが違う?
個人情報が抜かれているという噂も
そもそもAmazonに登録した時点で、「個人情報流出」のリスクとは無縁でいられない。「実名を入力するなんてもってのほか」という、2000年代インターネット的な警戒心を保ったままでは、もはや生活が立ち行かない時代になってしまった。
身もふたもないことを言うと、このリスクを最小化したいなら、マーケットプレイス全般の利用を控えるべきかもしれない。
商品を送らない詐欺業者が、実在する日本人の住所氏名を偽っていたという疑惑もある。その個人情報を得た場所も、Amazonに開設した別名義のマーケットプレイスだというのだ。そうなると、「安全なマーケットプレイス」を見極めること自体が不可能になる。
なお、Amazonは審査の強化を通じ、悪質業者の排除に取り組んでいる。いたちごっこが続いていることには変わりないようだが、個人情報を預ける側としては、より一層の「浄化」に期待したいところである。
<TEXT/ジャンヤー宇都>