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アマゾンに潜む「悪徳業者」の見分け方。商品名、画像はどこが違う?

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Amazonに登録する商品名のルール

 マイナー商品(事実上のノーブランド品)では、マーケットプレイスが「商品登録」を行っているケースが少なくない。ユーザーが多いAmazonのみでの販売を意図し、製品のメーカー自体がマーケットプレイスを開設していることもある。この場合、Amazonで表示される商品名などの各種情報は、すべて販売者が設定することになる。

 商品登録にはルールがあって、宣伝のための文言(「おしゃれ」、「70%OFF!」など)を商品名として記載することはできない。また、メーカー・ブランド名は最初に表記すべきとされている。多くの場合見過ごされているが、改めなければならない。

アマゾン

正しく表記されている例が左で、数々のルール違反を犯している例が右。「nwnizi」という、どう読めばいいのかわからないメーカー名も怪しい

 このルールを守らないすべての出品者が「バッタ屋」なのかと言われれば、そうとまでは言い切れないのが現状である。悪意のない出品者にしても、日本国内の別のECサイト、たとえば「楽天市場」での販売経験があると、どうしても商品名を修飾だらけにしてしまいがちだ。

 とはいえ、Amazonの提示するルールに則っているかどうかは、出品者が信頼に値するかどうかを測る重要な要素であることは間違いない。覚えておくと役に立つこともあるだろう。

Amazonに登録する商品写真のルール

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「メイン画像」として実商品以外を写すのは誠実ではなく、左の画像のようにするのが正しい。例外として「服・ファッション」のカテゴリでは、メイン画像として着用中の姿を示すこともできる

 表示されるメイン画像の体裁は商品によってまちまちだが、実はここにもルールがある。Amazonはマーケットプレイスの出品者向けに、「出品大学」というコンテンツを公開しており、そこでは商品画像の掲載に関する細やかなルールを説明している。

 新しい商品を登録する際に追加できるのは、「メイン画像」(1枚・必須)と「サブ画像」(最大8枚)の2種類となる。

 このうち、「メイン画像」は白背景で、商品以外の画像を写してはいけないというルールがある。ここでは文字による商品紹介も許容されない。したがって、検索結果の一覧画面にゴテゴテした画像が表示されている商品は、本来それだけでアウトなのである。

 広告チラシに載るような写真と文言は、サブ画像としてなら使っていいことになっている。商品名同様、これらのルールを守っている商品の出品者は、概ね信頼できると考えていいだろう。

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