検索キーワードから振り返る2019年。芸能界の結婚、大型M&A…
年末を締めくくる急上昇キーワードは
年末にかけ、ユーザーの関心はどこへ向かっているのでしょうか。各検索キーワードの月次平均ユーザー数との差から、11月にユーザー数が急上昇したキーワードを探ってみます。
1月-11月の平均月次検索ユーザーに比べて直近11月に急増したのは、トップ2が芸能ニュースがらみ。1月-11月の月間平均ユーザー数に比べて1000%前後も検索ユーザーが増えました。
3位から10位はすべてネットサービスで、とくに楽天関連のキーワードが目立ちます。新年に向けた買いものやお手入れ需要でしょうか。
属性別に見ると、「沢尻エリカ」や「溝口幸広」といった芸能キーワードやドラマ「グランメゾン東京」「同期のサクラ」の検索はほとんどが女性。「Amazon」「楽天市場」「楽天」「アマゾン」「メルカリ」も、女性ユーザーが多いキーワードです。
楽天、ヤフー、じゃらん…男女の検索傾向は?
「ホットペッパービューティー」は女性でも比較的若い層に使われていました。女性の年代でみると、35歳前後の「Amazon」から年齢層が上がるごとに「楽天」、「アマゾン」、アラフォーで「楽天市場」と使用キーワードが変わるのは面白い傾向です。「ほっともっと」「マクドナルド」「ケンタッキー」「スタバ」の飲食系も女性ユーザーの利用が特徴的でした。
かたや男性は同じネット系でも「ヤフー」「ヤフオク」「YAHOO」の検索が多く、とくに「ヤフー」は30代後半から40歳前半のやや高めの年代が多数検索しました。
男性は楽天関連でも「楽天カード」「楽天証券」「楽天モバイル」のキーワードが多く、ECではなく個別のサービスに関心があるようです。「みずほ銀行」は30代後半、「みずほ銀行」はアラフォー世代で使われていました。
年末年始の旅行や帰省が気になる季節ですが、「じゃらん」は35歳超の女性、「えきねっと」は35歳前後男性、「JAL」はもう少し年代が上の男性が検索。「楽天トラベル」は男女とも使っています。