ビールをそのままお鍋に。話題の「ビール鍋」を作ってみた
プロの料理人が「ビール鍋」を改良
味見しつつ、ビールの苦味を消すようにドバドバ~ッと容赦なく加えていきます。
「まだビールの味残ってますよね?」
「じゃあもっといっちゃいましょう!」
なんて会話をしながら、みんなで味見をしつつ、その場で料理を作っていくのは意外と楽しいです。
「果たしてビールで鍋を作る意味があったのか」という疑問は一旦置いておいて、とりあえず「美味しい鍋」を作っていきましょう。
発泡酒に白だしを加えたら…まさかの調和!
で、完成したものをいただいたのですが、これがなかなかな仕上がり。さっぱりとした白だしのうま味とうまく調和して、ビールの存在を完全に消すのではなく活かしつつのお味。これはいけるぞ……!
オーナーさん曰く、「ビール鍋に加えるものは、めんつゆとかだと、甘みが強すぎるため、だし系のものがオススメ」とのこと。ちなみに、発泡酒鍋のほうが、苦味も少なく、食べやすい仕上がりに。この日一番好感触だったのは「発泡酒+白だし鍋」。
食べ進めながらも「にんにくを入れたら美味しいかもね」とか「具材は海鮮のほうが合うんじゃない?」なんて議論を交わすのも、また楽しい。
そのままいただいてもよし、お好みのツケだれにつけていただくのもよし。色々な意味で食卓が盛り上がること間違いなしな一品。今年の冬の食卓に「ビール鍋」ありかもしれませんよ?
<TEXT/今野亜美>