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ボジョレー解禁。バーミヤンは麻婆豆腐とセットで…お味は?

ビジネス

 1年を通じてワインの最大のイベントと言えるボジョレー・ヌーヴォー解禁。毎年11月第3木曜日に行われ、2019年は11月21日が解禁日となった。

ボジョレー

2019年のボジョレー・ヌーヴォーのお味は?

 ボジョレー・ヌーヴォーというのは、フランスのボージョレ地区でその年に収穫されたブドウで作ったワインのこと。「ヌーヴォー」はフランス語で「新しい」の意味なので、つまり“ボジョレ地区の新酒”を指すらしい。

2019年の出来栄えは?

 また、ボジョレー・ヌーヴォーといえば、毎年話題になるのがそのキャッチコピー。ちなみに2000年以降のキャッチコピーをいくつかおさらいすると、

2001年「ここ10年で最もいい出来栄え」
2003年「110年ぶりの当たり年」
2009年「過去最高と言われた05年に匹敵する50年に一度の出来」
2011年「100年に1度の出来とされた03年を超す21世紀最高の出来栄え」
2012年「偉大な繊細さと複雑な香りを持ち合わせ、心地よく、よく熟すことができて健全」
2016年「エレガントで酸味と果実味のバランスがとれた上品な味わい」
2018年「理想的な条件の元、素晴らしいヴィンテージへの期待高まる」

 となっており、「◯◯年ぶりの~」を連発してきた2000年代と比較すると、2012年頃からは味わいについて控えめな表現を重視する傾向があるように思える。ちなみに2019年は、気候不順で収穫量は減ったにもかかわらず、「風味豊かな味わい」(ボジョレーワイン委員会)とのこと。

 とはいえ、最も解禁で賑わっていたのは1980年代のバブル期と言われていて、ここ数年はワインの輸入量の縮小傾向が続くなど、かつてほどの熱気は見受けられない。

「ボジョレー×〇〇」のマリアージュ

ボジョレー

樽に入ったマーボー豆腐の鏡開き

 そんななか、新たな施策として「ボジョレー×〇〇」のマリアージュ、あるいはお得感を重視したイベントを行うところも多い。全国300店舗以上を展開する中華レストラン「バーミヤン」では、2018年にも行われた「ボジョレー麻婆(マーボー)」キャンペーンを規模を拡大して実施。

 解禁日前夜11月20日の夜には「ボジョレーマーボー乾杯イベント」がバーミヤン新宿西口大ガード店が日をまたいで開催。SNSでの抽選で選ばれたお客とともに、カウントダウンに合わせて、樽に入ったマーボー豆腐の鏡開きの実施、乾杯などが行われた。

ボジョレー

カウントダウンに合わせて乾杯

 イベントに登場したすかいらーくホールディングスの石川浩執行役員は発売に至った背景を次のように説明。

「みんなでワイワイ楽しく食卓を囲む中華のスタイルと、みんなで解禁を楽しく祝うボジョレーのスタイルは、非常にマッチすると思っていた。中華料理とワインのマリアージュも楽しんでいただければと思う」

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