「男と会うのは月1回で充分」結婚しない“AK女子”、驚きの言い分
出会いがあるのにあえて結婚しない、通称AK女子。女性の社会進出がすすみ、結婚以外の選択肢が生まれる一方で、少子高齢化が問題提起される矛盾の中、「あえて結婚しない」という新たな選択肢を持つ女性も増えてきました。
映像ディレクターとして働く楠本ゆみさん(仮名・31歳)もそんなAK女子の1人です。
とにかく働くことが大好きな仕事女子
「仕事が大好きなので、彼氏ができても遊ぶヒマもないくらい予定を入れているんですよ」
そう語る楠本さんのスケジュール帳を見せてもらうと、予定がぎっしり。日中の仕事はもちろん、仕事の後には毎日必ず誰かと食事に行ったり、飲み会に行ったり、土日も午前中から予定を入れている日が大半です。
時には、平日の夜10時から打ち合わせを入れている日も。仕事が大好きだという楠本さんは、会社の仕事に加えて、個人でも仕事を請け負っています。苦にならないのでしょうか。
「自分が好きで選んでいることなので苦ではないです。働くのも好きだし、あとパズルも好きで、空いているところがあると、埋めたくなっちゃうんですよね。予定に空白があると何かしら入れたくなるというか」
男性は1か月1回の遊びで充分
決して出会いがないわけではないし、男性に縁がないわけでもありません。それなりに人脈もあり、男性に告白されたことも幾度かはあるそうです。
「でも、彼氏がいたときも一日中彼氏と遊ぶことはなかったですね。そこに時間をかけるなら仕事をしていたいし、1か月に1回会えればいいかなって」
女性として男性に求められたい、という想いはあるのですが、結婚して行動が制限されることをよく思っていないとか。
「否定するわけではないですけど、彼氏ができたから飲み会には行けない、旦那さんがいるから出会いの場には行けないみたいなのってもったいないと思うんです。私は出会いの場にはビジネスチャンスもあると思うし、“趣味友”も欲しいので、行動を制限されてチャンスを失いたくないんです」
確かに、近年では、主婦向けの趣味教室や料理教室など出会い目的に限らず、他人と交流を深められる場も増えてきています。
「もちろん、夜の生活も大事だと思っています。正直気軽に会える相手は欲しいかも(笑)」
仕事とプライベート、どちらも満たされているので、極端な言い方をしてしまえば男は遊びで充分、ということなのかもしれません。