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「おブスから“微魔女”へ」100回お見合いした私が結婚できたワケ

コラム

美魔女じゃなく“微魔女”からのアドバイス

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 今年、私は2度目の結婚をしました。出会った初日に夫にビンタしたのも、いまでは遠い昔のようです(苦笑)。ただ、あのとき本音で語り合えたことが、夫婦の絆へとつながったような気もします。

 私は、この連載記事で自分が「おブス」だと何度もお伝えしました。ただ、それはビジュアルの問題というよりも、欠点に向き合わなかった自分の内面が美しくないという意味合いのほうが強いんです。だから、私は100人とのお見合いを消化試合にしてしまったんだと思います。

 もちろんルックスも大切です。私自身、極端なブスではないにしろ、誰もが振り返るような美人でないことは自覚しています。でも、だからこそ努力次第で「どんな女性にもなれる」と前向きに考えるようになりました。これも、自分の欠点を見つめ直したからこそ出た答えです。

 決して雑誌で特集されるような“美魔女”ではない私。でも、少しずつ魅力を磨き続ける『微魔女』として生きていけたらと思っています。今後も美しさを追求して、目一杯女子を楽しまないと。それが同じ失敗を繰り返さないために、一番大事なことですからね。

 婚活中のみなさんも、まずは自分と向き合ってみてください。欠点だらけでも、まずは認めてあげましょう。その伸びしろが「魅力」に変わります。きっと成功率も上がるはずですよ。

<TEXT/栄藤仁美 構成/鈴木旭>

1989年、京都生まれ。コンテンツプロデューサー、「ミスiD 2017」安藤美冬賞受賞。京都の花街で、老舗お茶屋の跡取りとして生まれるも、舞妓になる道を絶たれ、起業。17歳で3000万円の借金を背負うが数年で完済。現在は飲食業を経営する傍ら、さまざまなコンテンツのプロデュースを行う。女子SPA!でも「微魔女」について連載中

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