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100回お見合いした私がドン引きした「男のモテない言い訳」4つ

コラム

女性が引く言い訳「自分の話を延々と続ける」

 続いて3つ目は「どうせ自分なんか」と言いながら、「自分の話を延々と続ける」言い訳。

 よく聞くと、自分を下げたように見せかけた自慢だったり、自己愛の強さの表れだったりします。

 男性は「学歴はすごいけど」「職場はすごいのに」といったフレーズとセットの場合がほとんど。女性に優越感を与えようとして「どうせオレなんか」と口にするのでしょうが、最終的には自慢話です。本人に自覚がなくても、聞いているほうは疲れてしまいます。

女性が引く言い訳「理想が高すぎる」

結婚

 ラストは、理想の相手を二次元で語るなど、「リアルな思考をもたないタイプ」の言い訳。とくに男性に多いようです。

 人気アニメ『ONE PIECE』のナミのような巨乳に細いウエスト、橋本環奈のようなかわいさ。お金も稼いで来てくれて、料理もできる。男性の言うことを「うんうん」と聞いてくれる優しい女性……。それが“理想の相手”と本気で語ったりします。

 それは、自分が完璧な男性だと自負しての発言なのでしょうか。反対に女性から同じようなことを言われたら? 趣味の世界なら問題ないですが、真剣に相手を探そうとしている女性には失礼です。自分がデリカシーのない発言をしていることに気づいたほうがよいでしょう。

「5秒で相手を分別する」ことが大切

 私は、長らくこの業界で裏方をやって来て実感したことがあります。それは「人は会って5秒で相手を分別する」ということです。

 たとえば私が審査員を務めた、あるオーディションでの話。応募者が無意識に部屋入って来た時点で、すぐにある程度合否が決まります。自己PRのなかで、よほどの意外性を見せない限り、最初にやきついた印象はくつがえるものではありません。

 それは恋愛の場合も同じ。人は、出会ってからたった数分で「性の対象かどうか」「友だちか異性か」を決めてしまうそうです。お見合いしていた頃を振り返ると、たしかに私も早い段階で相手を「分別」していたなと思います。

 細かな基準はそれぞれですが、少なくとも「不快な思いをさせない」という最低条件ならクリアできるはず。今回お伝えした「4つの言い訳」をしていたら、少しずつでも改めてみてください。きっとあなた自身がアップデートすることで、素敵な出会いを引き寄せることでしょう。

<TEXT/栄藤仁美 構成/鈴木旭>

1989年、京都生まれ。コンテンツプロデューサー、「ミスiD 2017」安藤美冬賞受賞。京都の花街で、老舗お茶屋の跡取りとして生まれるも、舞妓になる道を絶たれ、起業。17歳で3000万円の借金を背負うが数年で完済。現在は飲食業を経営する傍ら、さまざまなコンテンツのプロデュースを行う。女子SPA!でも「微魔女」について連載中

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