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一斉メールに必ず返信してくる顧客。女性社員がドン引きした内容

学び

エスカレートするメール。1行目に「ミス愛美さん」

 取引先の男性から個別メールが届いていたという愛美さん。悪い話には聞こえてきませんが、実情は違ったようです。

「なかには、とても社内に転送できないような内容のメールもありました。私が独身だと知ると、メールの1行目に“ミス愛美さん”って書いてあったんです。これ、既婚者だったらミセスなのかなとか、外資系メーカーだから気を利かせたのかなとか、謎でしたね……。これ以外にも、返信が欲しかったのか過去の別件を掘り返したり、まったく違う話題がメールに書いてあったり、かまっておじさんで困りましたよ」

 さらにおかしなメールは続きます。

「すごく嫌だったのが、弊社のサービスに不備があったために、謝罪するメールを送ったら、いつも以上に長ったらしいネチネチとした内容のメールが送られてきたんです。そもそも私のミスでもないし、やたらと上から目線で“これはない”と確信しました」

忘年会で、個人的なやり取りがあるとアピール!

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 それでも会社のために男性からのメールに個別返信を続けましたが、その優しさがさらなる不幸を呼びます。なんと取引先の企業も集まった忘年会の場で、その男性は愛美さんと個人的にメールのやり取りがあることをほのめかしたそう。

「忘年会で、初めて顔を合わせたんです。今でもその瞬間を覚えています。男性のほうから、私に気づき近寄ってきたんです。ずっとIDカードを首から下げている自社の社員に、パーティーで私がどこにいるのか聞いていたようでした」

 その男性は清潔感ゼロの40代!

「洗っていないのか、整髪剤のつけすぎなのか、髪の毛がネットリと頭髪に張り付いていました。レンズがやや曇った黒縁のメガネ、なぜか常に汗をかいていて、シャツがおなかのあたりでぽっこりとなっている肥満気味。メールとのギャップのなさに、気分が悪くなってきました……」

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