海外での買い物で使える英語「Proud」の表現テク
日本語だとなかなか口にすることのない「誇り」という単語がProudです。「息子・娘を誇りに思います」「夫・妻の仕事を誇りに思います」などと、なかなか日本語で口にすることはないでしょう。
どちらかというと、「愚息は」「ご迷惑ばかりおかけしてすみません」など欧米の文化から考えると必要以上に遜るのが、日本文化では美徳とされることがあります。
逆に英語だとProudは比較的口にする単語ですが、実はスーパーなどに買い物に行ったときにも使える表現なのを知っていましたか?
第41回 買い物で使えるProudの用法
例えば「今日の夜は結婚記念日だからステーキでも作ろう」と近所のスーパーに牛肉を買いに行ったとします。しかし、想像以上にステーキが高かった場合、They’re very proud of this.と言えます。
ここでのTheyはスーパーのこと。そしてThisはステーキです。「お店はステーキをとても誇りに思っている」とは、その誇りに見合った金額を付けているとのこと。言い換えれば「高い」= Expensiveです。
これはステーキのように最初から「高いだろう」と思われている商品から、お店に行ったら想像以上に高く売られていた製品にまで使えます。
旅行先でやっと見つけたスーパーで1ダース入りの卵が想像以上に高くて、They are very proud of these eggs.と言っている家族を見かけたことがあります。
お金を直接的ではない言い方で表す
また、普段の生活で購入する食料品だけではなく、家具や車などにも同じように使える表現です。They’re very proud of their furniture but they guarantee the quality.「高いけど、質は良い」といったふうに使うことのできる表現です。
日本語でも「手が出ない」など、ストレートに「高い」と言うのがためらわれることがあります。それは英語でも同じで、やはりお金に関する会話は避けがち。
Proudをこのように使うのはカジュアルな表現ですが、Affordableも同じ意味で使われます。日本語にすると「手ごろ」「手が出る」という意味。Not affordableとかUnaffordableとすると、まさに「手が出ない」というニュアンスになります。