“筋トレだけ”ではダメ。男っぽいモテる身体を作る3つの基本
柔道整復師/パーソナルトレーナーのヒガラコージです。
筋トレやストレッチなど、健康のための体を動かす情報はたくさんありますが、皆さんの身体により魅力を生むのは身体のフォルムでしょう。
体脂肪が少なくとも筋肉によるボディラインがきっちりないと華奢でやせ細って見えてしまいますし、逆に筋肉がたくさんあっても一緒に脂肪がついてしまえば体格がいいだけでかっこ良さには繋がりません。
今回は綺麗でたくましい身体、女性が見ても魅力的に感じる「モテカラダ」を作るためのお話をしていきます。
男性の象徴、筋肉を作る男性ホルモン
今は“男らしさ”や“女らしさ”といった表現があまり好ましくない時代ですが、それでも男性の筋肉に対して注目や人気が高まっているのも事実です。
現にマニアにしか受け付けられなかったボディビルという競技は、本格的なものから健康美といわれる筋肉のバランスや身のこなしなどから問われる知性や品格も審査基準になるボディジャパンなどが注目され、幅広く人気になっています。
筋肉をつけて美しい体つきを目指す「ボディメイク」という概念はスポーツジムでも需要が高まっています。筆者が行っているパーソナルトレーニングも、これまでただのダイエットや中高齢者の体力・筋力・向上ばかりだったのが、若くて体脂肪もそれほど多くない男性からご依頼をいただくことが多くなりました。
「筋肉をつけやすい」身体を作るには?
男性の象徴とも言える筋肉。筋力トレーニングをしたり、高タンパク低脂質の食事を心がけたりする事が筋肉量を増やすことの大切なことでしたが、今では身体に筋肉をつきやすくするための工夫も当たり前になってきています。
特に重要なのは「男性ホルモン」です。いくつかのホルモンから成る男性ホルモンですが、その中でもテストステロンというホルモンが多いほど筋肉がつきやすく、脂肪がつきにくいです。
例えばテストステロンが身体の中に多くなったときに、筋肉量を増やす努力をすれば一気に効果が出ますし、体内のテストステロンが減少していけば筋肉量は一気に低下します。
もともと男性にはテストステロンを増やす性質があり、女性にはそれを打ち消してしまう効果があるため、女性よりも男性のほうが筋肉はつきやすいですし、男性でも高齢になるにつれてテストステロンの量が減少するため、年々筋肉量が減少していくのです。