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浜崎あゆみに華原朋美…「暴露本」を出版した女たち5人

暮らし

華原朋美:小室哲哉との出会い~別れを綴る

華原朋美

『未来を信じて』(ワニブックス)

 芸能界の華々しさと残酷さを、これ以上なく世間に知らしめた歌手・華原朋美さん(44)。2000年に発売した自伝本『未来を信じて』は、元音楽プロデューサー・小室哲哉さんとの出会いと別れを生々しく綴っています。

 旧芸名「遠峯ありさ」名義で深夜番組に出演していた華原さん。その姿に魅了された小室さんのアプローチで2人は出会います。その後、小室さんプロデュースによって、華原さんは歌手デビュー。「I BELIEVE」「I’m proud」などの大ヒットを記録する一方で、小室さんとのオープンな交際も話題に。

 しかし、多忙を極めてすれ違いとなり、2人は破局。華原さんは精神を病み、意識不明の重体、急性薬物中毒で病院に緊急搬送されるなど、絶望のどん底まで転落してしまいます。波乱の人生を送って来ましたが、今年に入って妊娠を発表。ようやく確かな幸せを手に入れたようです。

長谷川理恵:噂の男性たちとのエピソードを暴露

長谷川理恵

『願力 愛を叶える心』(マガジンハウス)

 2012年、結婚式の前日に発売して話題を集めたのが、タレントでモデルの長谷川理恵さん(45)の自叙伝『願力 愛を叶える心』です。

 実名こそ出ていませんが、熱愛が噂されていた神田正輝さん、石田純一さんと分かる記述になっています。交際当時、神田さんとみられる男性とは、避妊はせず子づくりに励んでいたこと、石田さんとみられる男性とは、結婚に乗り気ではなかったことが明らかに。

 さらに夫からの婚約指輪に「小さい」と口にして、10日間に渡ってケンカしていたことも告白。正直過ぎる内容が、むしろ反感を買ってしまったのかもしれません。

石原真理子:関係を持った男性を実名で記載

石原真理

『ふぞろいな秘密』(双葉社)

 もはや暴露本のクラシックとなった石原真理子さん(55)の『ふぞろいな秘密』。2006年に発売され、芸能界に大きな波紋を呼びました。

 同書では、中井貴一、時任三郎、玉置浩二、明石家さんま、吉川晃司など、そうそうたるメンバーが実名で記されています。不倫、DV、心中など、その内容はセンセーショナルなものばかり。2007年には、石原さん自らが監督して映画化もされました。

 石原さんは、2009年8月に『SMAP×SMAP』に出演した際、「私は書いていない」と発言。ゴーストライターによって書かれたと主張していますが、その真相は謎のままです。

 大きなリスクを伴う暴露本ですが、なぜ出版に踏み切るのでしょうか?

「一つは本が売れることで収入を得ること、もう一つは芸能界で再ブレイクを図る目的です。ただし、暴露本はある種ドーピングともいえる。その荒波をうまく乗りこなせる強者は、本当に一握りだと思います」(芸能系ライター)

 現時点で、浜崎あゆみさんの本は累計発行部数13万部を超えるベストセラー。とはいえ、複雑な思いを抱えているファンも多いはず……。暴露本は、魅惑的でリスクの高い“諸刃の剣”と言えるでしょう。

<TEXT/鈴木旭>

フリーランスの編集/ライター。元バンドマン、放送作家くずれ。エンタメ全般が好き。特にお笑い芸人をリスペクトしている。個人サイト「不滅のライティング・ブルース」更新中

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