仕事のLINEを「未読無視」していたら…先輩からの連絡に平謝り
取引先から連絡きてるけど見た?
「一覧画面なので、トーク内容は最後の1文の『?』しか読むことができず、ほとんどわかりませんでした。飲みの誘いかと思い、既読しても面倒だなと考えて『寝かせておいてあとで……』といつものクセでスマホを置きました」
そのまま飲み進め、深夜、家に帰ってきたタイミングでやっとLINEを確認すると、先輩からのLINEは『取引先から連絡きてるけど見た?』という内容だったのです。
「飛び上がって社用スマホを確認すると、Slackに納品したサービスの件で、取引先から連絡が来ていました。完全に僕の領域でしたが、僕からの返事がなかったので先輩が対応してくれていた後だったのです。
すぐに先輩に謝罪のLINEを入れると、先輩からの返事は『LINEくらい読みなよ』というものでした。未読無視のクセがついていたせいで、本当に大事な連絡も見逃してしまうことに気が付きました」
プライベートでも、ホウレンソウは早めにすべき
「今回はプライベートで身についた未読グセが、仕事に影響してしまった一例でしたが、本来はプライベートな要件であっても、しっかりと中身を読んでから返事をすぐするか決めるべきだと、いい勉強になりました」
プライベートであっても、返事を迫られるタイミングはたくさんあるでしょう。用事に対する返答や、家族の危篤など……。
未読でも既読でも、LINEの頻度や返事のタイミングはその人それぞれのタイミングでいいはずです。ただ、LINEが来たのには気づいているのに未読で放置というのは、いつかもっと大きなトラブルを呼んでしまうかもしれませんよ。
<取材・文/ミクニシオリ>
12