職場のクールビズに不満続出。胸毛ハミ出し上司、高すぎる室温…
職場での女性に対するヒールやパンプス強制に反対する「#KuToo」など、ビジネスマンの服装を見直そうという様々な声が上がっています。
ただ、男性のビジネスコーデも、夏場でもジャケット着用や革靴など、ツライことも多いのが事実。最近ではクールビズも多くの企業で取り入れられていますが、現場の気持ちはさまざまなようです……。
ノーネクタイノージャケットは事務所でだけ
化学メーカーで働く個人向け営業マン、林健斗さん(仮名・27歳)もその一人。歴史ある日系企業である勤務先では、クールビズの流れも他の企業より遅れていると感じていたといいます。
「僕が入社した翌年からノーネクタイノージャケットは認可していたものの、客先に入る時は上司がみなネクタイ・ジャケットを着用していたため、営業時はネクタイ・ジャケットを命じられていました。
外を歩いている時には脱いでいるのですが、東京の炎天下の中を歩くには、このジャケットを持って歩くだけでもツラいんですよね」
ルールとしてのクールビズが認可されても、現場のマインドやスタンスが変わらないと、このような事態になります。最も過酷な営業回りの時なのに、快適に仕事ができないのはキツいものがありますね……。
唯一の事務所でのクールビズにも不満
さらに、林さんはノーネクタイ・ノージャケットの会社事務所にも不満があると語ります。
「事務所ではノーネクタイ・ノージャケットの雰囲気ができ上がっているのですが、それにも理由があります。クールビズが導入された時に、ノーネクタイ・ノージャケットと一緒に、環境対策として室温を28度設定にするというルールも導入されたんです」
事務所の室温が28度設定なのは、暑すぎたのか、誰もジャケット着用して働く人はいなかったそうです。
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