お笑いトリオ・四千頭身「結果が出なかったら終わる」ブレイク前夜
結成当初は「仮で」組んでいた
――養成所時代は、後藤さんと都築さんともう1人でトリオを結成して解散したり、後藤さんと石橋さんがコンビを組んで解散したりしています。
後藤:最初のトリオのときは、僕以外の2人がめっちゃ仲悪かったんです、僕もそんな人たちにツッコミたくないですし(苦笑)。それで、当時ツッコミ志望だったバシくん(石橋)とコンビを組むようになったんです。けど、なかなかバシくんのツッコミが上達しないし、だからってボケとツッコミを入れ替わるのも違うなと。
どうせ自分がツッコミやるなら、都築がいいと思って戻ろうとしたら、もう1人が別の人と組んでて。コイツだけ突っ込むのもなぁと思って、最終的に3人になりました。
石橋:ただ、後藤くんは絶対に僕と組みたくないんだろうなって(苦笑)。だから最初に組んだときは「仮で」って言ってました。もう3年やってますけど、未だに正式メンバーとは思えなくて……やっと研究生くらいにはなれたかなって感じですね。
都築:この3人になってすぐの頃は、なぜか僕がすごいネガティブになっちゃって。仮で組んでる状態だから、「結果が出なかったら終わる」と。だから、事務所に所属するまではすごい緊張感でやってましたね。
ダウンタウン・松本の言葉に「かっけー!」
――今年1月に放送された『人志松本のすべらない話』に後藤さんが出演。かなり落ちついて見えましたが、緊張はなかったですか?
後藤:収録がはじまる前はめちゃめちゃ緊張してました。大部屋に松本(人志)さんとか全員いて、みんなトークの練習してるんですよ。千鳥のノブさんとかも緊張してて、「あの緊張感ダメよ~」って(苦笑)。
目の前が同じ事務所のリトグリ(Little Glee Monster)の楽屋だったんですけど、かれんちゃんと仲良いので緊張を紛らわすためにずっと話してましたね。ただ、はじまってしまえばみなさん面白過ぎるので楽しめちゃいましたけど。
都築:6月には3人で『ダウンタウンDX』に初出演。ダウンタウンさんとも共演できましたが、僕もロッチ・中岡(創一)さんとも絡めたし、最高に楽しかったですね!
後藤:収録現場に行ったら、松本さんが裏で僕らに話しかけてくれたんです。「四千頭身はM-1どうなの?」って。それで、僕が「一応、準々決勝まで行かせていただきました」って答えたら、「トリオで(優勝は)まだおらんもんな。頑張ってな」みたいな。それ聞いて「かっけー!」って痺れました。