デスクワーカーの腰痛を解消する、簡単30秒ストレッチ
こんにちは、パーソナルトレーナーのヒラガコージです。
デスクワーカーにとって大きな悩みは「腰痛」「肩こり」「姿勢の悪さ」の三重苦でしょう。
我々人間も動物の仲間ですから、長い時間椅子に座り続けて動きが止まると、身体に異変が出るのは当然です。今回はデスクワーカーの腰痛の原因とその改善方法をご紹介していきます。
前ももが固いと何やっても無駄?
腰痛の原因は筋肉の固さや筋力の低下など、様々なものが考えられますが、特にデスクワーカーは前ももに付いている「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」が固くなる傾向が強く、これによって股関節の動きが制限されると、股関節の筋肉の弱化や骨盤などの不具合まで繋がってしまいます。
大腿四頭筋の固さは歩行時間の短さや歩幅が狭さなど「歩き不足」や「歩き下手」が大きく関係していきます。デスクワーカーは圧倒的に歩行の時間や距離が不足していますし、歩き方も乱れています。
通勤に電車や車など身体を動かさないまま移動が当たり前になっていて、本来、長い時間大きな距離を歩くために使うはずの筋肉が全く活躍せず、小手先のももの筋肉に依存し、そのままももが硬くなってしまうのです。
腰痛対策として様々なエクササイズやストレッチが紹介されていますが、大腿四頭筋が固いままだとさまざまな場所に動きに制限が掛かってしまい、その効果は最大限受けることができません。先ずは大腿四頭筋をしっかり伸ばし、筋緊張を解放してあげることが重要です。
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