デスクワーカーが腰痛になる原因「弱りやすい筋肉」の鍛え方
腸腰筋は骨盤を操る
股関節を動かし、身体のバネになっている腸腰筋は、背骨から骨盤を中継して太ももまで繋がっています。
骨盤にも筋肉が付着し、体幹と下半身を繋げているため、身体にとってかなり大きな影響力を持っています。ゆえに身体の基盤とも言われる骨盤の支持や動きにはとても重要な筋肉です。
腰痛のために骨盤を動かす様々な体操やストレッチなどがありますが、腸腰筋がうまく使われていない人はそれらのアクションも身体に効果をもたらしにくくなります。直接的には股関節を動かす筋肉ですか、身体姿勢や骨盤の機能にはとても重要な筋肉になるわけです。
腸腰筋を動かそう
では、実際に腸腰筋を鍛えるトレーニングをご紹介します。
① 姿勢を正して直立します。
※左右交互に行いましょう
② 背中が丸くならないように気をつけたら、膝を軽く曲げながらゆっくりと脚を上げる、もも上げをします。
※同じ手順を椅子に座ったまま行っても効果があります
③ 膝がおへその高さを越える事を目標にゆっくり上げていきましょう。
※1日10回2、3セットが目安です
腸腰筋を鍛えるためには股関節を深く曲げる必要があります。膝をしっかり身体に近づけるように高く上げることを目標にしましょう。
そして、脚を上げる時には腹筋などの体幹筋に助けられないよう姿勢保持に気をつけましょう。
<TEXT/ヒラガコージ>
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