元伊藤忠「効率化のプロ」が語る、仕事に忙殺される人の特徴
自分にあったコンテンツのプロを見つけるには?
市川と内藤:自分にあった学習体験……?
長内:具体的に話しますね。例えば、内藤さんがエクセルを勉強するとしましょう。まず、エクセルのプロを探さないといけません。しかし、そのエクセルのプロは本しか出版していない。
内藤さんは本を使って勉強することが苦手な場合、エクセルはおそらく上達しないですよね。つまり、何かを学ぶ時には自分にあった学習体験を提供しているプロに教えてもらう必要があるんです。
市川と内藤:確かに、“自分にあったいいコンテンツ”を探すには「まずやってみよう」というチャレンジすることで多くのコンテンツに出合うことが大事ですね。すごく分かりやすかったです。
明日から使える仕事の効率術
長内:ちなみにその点でいうと、手前味噌ですが、エクセルに関して僕は究極のコンテンツを提供していると自負しています(笑)。というのも、エクセルに関するYouTube動画もあり、webサイト上に記事も公開してあり、最近は本も出し、全ての学習体験を揃えることができたので。
市川と内藤:確かに、究極のコンテンツですね。ちなみに、明日から使える仕事の効率術はありますか?
長内:3つあります。まず1つ目は、効率を上げるための具体的なノウハウを持っている人の近くで働く経験を得ることですね。
これは、僕自身の原体験に紐づいています。大学時代に一緒に働いていた先輩が、とにかくPCのショートカットを駆使していたので、近くで働いていたら自然と効率的なショートカットを僕自身が覚えていきました。
読者の方で、いま働いている職場にそのような人がいない場合は、パラレルワークのツールなどを使って、一度そのような人の近くで働く経験を得てみることをおすすめします。