2019年新入社員、理想の職場は「アットホーム」。不評な上司像は…
新入社員がやってきて、はや3か月。先輩社員のみなさんは、彼らとの関係は良好ですか? 2019年の新入社員は、職場や上司に何を求めているのでしょうか?
株式会社リクルートマネジメントソリューションズは「2019年新入社員意識調査」を実施し、「社会人として働く上で大切にしたいこと」「職場や上司に期待すること」「身につけたい力」などについて調査しました。
スキル・知識を身につけたいと考える新人が多い
まず、働く上で大切にしたいことを聞いた調査では「仕事に必要なスキルや知識を身につけること」(43.8%)が1位。続いて2位が「社会人としてのマナー・ルールを身につけること」(42.2%)となっています。どうやら、目の前の仕事に必要なスキルや知識を身につけながら、着実に仕事を進めて成果を出すことに関心があるようです。
今年の新入社員には「周囲とよい関係性を築くにはマナーが必要。それが新しいチャンスや仕事のきっかけとなり、結果として自身のスキル構築に繋がる」と、伝えるといいいかもしれませんね。
「個性を認め合い、お互いに助け合う」職場を求める
働きたい職場に関して聞いた調査では、「お互いに助け合うこと」(60.4%)が1位。つづいて「アットホーム」(47.4%)、「お互いの個性を尊重する」(43.4%)となっています。
調査結果を詳しく見ていくと、1つの目標や決めごとに向かって鍛え合いながら一丸となる“集団的な助け合い”ではなく、お互いの個性や特徴を認め、それを活かし合いながらあたたかい雰囲気の中で仕事を進めていく“個性を尊重しあう助け合い”をイメージしているようです。