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「サマリー」の意味、正しく説明できますか?――いまさら聞けない、ビジネスシーンの「カタカナ語」

コラム

「アジェンダ」、「アライアンス」、「マター」……。ビジネスシーンで避けては通れないカタカナ語。その意味がわからず、知ったかぶりをしてしまったり、口ごもってしまったりした経験、誰にでも一度はあるはず。

「日本語で言えばいいのに!」という気持ちにもなってしまいそうですが、会話を止めて「それってどういう意味ですか?」と聞くのはなんだか恥ずかしい。

 正しい意味さえ知っていれば、ビジネスシーンでの会話でビクビクしたり机の下でこっそりググったりすることなく、スマートにコミュニケーションを取れること間違いなし!

Q.「サマリー」とは?

「サマリー」は名詞として使われる言葉。「~を作る」「~を用意する」などと使われることが多い。あなたはどういう意味か知っていますか?

A.「会議の議事録や論文などの要約」

「サマリー」のもともとの語源は「要約」、「摘要」、「概括」、「結論」などを意味する英語「summary」だ。

 ビジネスシーンでは、重役と一緒に会議にや報告会に出た際に「今日のサマリーを午後5時までに作っておいてくれ」などと指示されることがある。

 この「サマリー」とは「会議の議事録や論文などの要約」のこと。忙しくて書類や論文の全部を読むことができない人、会議に参加できなかった人、あるいはポイントだけかいつまんで知りたい人のために作成される。

 また、病院では診療内容を記録した書類を要約したものを指し、患者が検査などで別に診療科に移動する「申し送り」で使われる。

 ネットの世界では検索エンジンで検索した際、ウェブページのリンク下に出てくる短いサイト紹介文のことを「サマリー」と呼ぶ。

<TEXT/bizSPA!取材班 モデル/横山あみ(SPA!DOL)>

参照:『プログレッシブ英和中辞典 第4版』
すっきりわかる!超訳「カタカナ語」事典』(造事務所、PHP文庫)

bizSPA!フレッシュ編集部の記者(編集者)が、20代のビジネスマン向けに、気になる世の中の本音や実情を徹底した現場取材で伝えます。

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