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20代が選ぶ「令和を代表しそうな企業」ベスト10。7位にLINE、1位は…?

ビジネス

2位:Amazon

amazon

(C)Bigtunaonline

 世界最大のEコマースサイト、Amazonが2位にランクイン。

 1994年に「Cadabra.com」の社名で創業したAmazonは創業翌年からサービスを開始しました。商品ページからワンクリックで、生活用品から娯楽用品まであらゆるモノを注文できることから、必要不可欠になっている人も多いことでしょう。実は、この商品選択から注文完了までの「1-Click」購入、1999年に米国特許商標庁に商標登録されています。

「小売りの概念を変え、Amazonを使うことが当たり前の社会になっている」という選出理由のとおり、人々のショッピングの概念ごと変えた画期的な企業であることは間違いありません。

 1994年の誕生から急成長したAmazonですが、創業初期から参入していた音楽事業のほかに、最近は映画事業に参入。映画製作から配給まで行い、2015年の事業発表時には年に12本の映画製作を目標に掲げていました。

 北米圏の配給を務めた映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』は、第89回アカデミー賞で作品賞ほか6部門にノミネートされ、主演男優賞、脚本賞を受賞しました。この結果は、ストリーミングメディアとしては初となるオスカー受賞という歴史的快挙となりました。

1位:Google

Googleの本社(カリフォルニア州) photo by The Pancake of Heaven! CC BY 4.0

 1996年、スタンフォード大学院に在籍していた学生2人の研究プロジェクトがきっかけでGoogleは誕生しました。創設から5年も経たない2000年には世界最大の検索エンジンへと急成長。その後、画像検索エンジン、Googleマップ、Google Earthといった人気サービスを立ち上げていきました。

 また、Googleは人工知能(AI)領域へ惜しみない努力を注いできた企業のひとつでもあります。作曲や複雑なボードゲームで人間に勝てるソフトウェアを構築したほか、最近ではAI搭載電気バイクの開発に協力。グーグルのAI部門の新しい責任者であるジェフ・ディーンは「今後は医療分野に挑戦したい」と語っています。今年11月からは「スタディア」というゲームサービスを開始し、ゲーム事業に参入します。

 このような多角的な事業展開が評価され、「テクノロジーとデータの活用による事業の広がり」「AI領域の積極的な開発」「インフラとなった今でも新たな事業に挑戦を続けていること」という選出理由があがっていました。

 デジタル機器に囲まれて生まれ育った20代が選んだのはやはり、生活の一部として欠かせないインターネットサービスを軸とする企業がほとんどでした。平成は技術的にも社会的にも激動の変化を経験してきたように、令和のあらゆる変化にも、新たなアイデアで勝負できる対応力が求められてくるのかもしれませんね。

<TEXT/るしやま>

調査概要
調査内容:「20代が期待する令和を代表する企業ランキング」(株式会社ビズリーチ)
調査期間:2019年4月22日~2019年4月26日
調査対象:キャリトレ会員のビジネスパーソン、有効回答数426名(20代会員に限定)

映画業界でもがく20代女子。映画とテレビと塩辛で構成されてます。

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