職場で「なぜか会話が盛り上がる人」が意識している会話術
「なぜか会話が盛り上がる人」になれたら成功
最後に、しっかり笑えるようになっているか何度も脳内シミュレーションしておく必要があります。「そんな面倒くさいことやってるのか?」と思う方は多いかと思いますが、人よりも少し良い立場を築くためには、面倒くさいことも乗り越えなければいけません。
「そんな暇ないよ」と思っても、仕事中や大事な時間にやるほどではないので、通勤電車や歩いているときに考えればいいと思います。
少なくとも誰かがツッコんでくれて、場が和んで、議論や会話が盛り上がったら成功です。その起点にいると、投げかければ何かを返してくれる人だと思ってもらえ、いろいろな情報も入ってくるようになります。そうして、インプットを多く受けることで、普通の人は成長していきます。
芸人でもない普通の人が他人を笑わせるのは難しいことです。でも、たとえ話でその場を和ませて、この人がいるとなぜか会話が盛り上がり、最後は建設的な雰囲気で終わると周囲に思わせたら大成功です。ぜひマネしてみてください。
<TEXT/出口知史(SONOKO代表取締役社長)>