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相模鉄道、新型車両「12000系」を公開。能面をモチーフにした個性派

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12000系は10両車を6編成投入

 12000系は6編成(すべて10両車)が投入され、JR東日本との相互直通運転時は4編成で運用し、2編成を予備車とする予定である。相互運転は相鉄線西谷駅から分岐し、羽沢横浜国大駅からJR線新宿方面へ直通する計画。念のため、運輸車両部に相鉄新横浜線羽沢横浜国大―新横浜(仮称)間の入線について聞いてみたところ、「できる方向で進めている」という。

 新横浜は東急新横浜線との境界駅になるので、信号設備は検討中としたうえで「どの程度自由があるのかが課題」と述べていた(東急はATC、相鉄はATSのため)。また、11000系もJR東日本との相互直通運転に対応した車両としているが、開業以降も自社線内の運行が続く。

相模鉄道

E233系ベースの11000系

相模鉄道

12000系オープン戦(試乗会)終了後、メディアらは相鉄バス3台に分乗し、羽沢横浜国大駅へ向かった

<取材・文/岸田法眼(特記以外は撮影) 取材協力:相模鉄道、相鉄ビジネスサービス>

レイルウェイ・ライター。「Yahoo! セカンドライフ」の選抜サポーターに抜擢され、2007年にライターデビュー。以降、ムック『鉄道のテクノロジー』(三栄書房)『鉄道ファン』(交友社)や、ウェブサイト「WEBRONZA」(朝日新聞社)などに執筆。また、好角家の側面を持つ。著書に『波瀾万丈の車両』『東武鉄道大追跡』(アルファベータブックス刊)がある

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