東武鉄道、ゴージャスな14系客室「ドリームカー」を導入。GWには臨時列車も
東武のゴールデンウィークイベントが満載
東武では、ゴールデンウィークにイベントや臨時列車が運転される。ここでいくつか紹介しよう。
☆SLファンフェスタ
令和初日となる2019年5月1日に下今市駅構内転車台広場で開催。時間は10時00分から15時00分まで。SLやDLの車両展示、SL機関庫内の見学会、SL〈大樹〉レプリカヘッドマークの展示が行なわれる。
☆日光線臨時特急
浅草―東武日光間に、臨時特急スペーシア〈けごん〉、臨時特急〈きりふり〉が運転される。詳細は東武鉄道の案内をご参照いただきたい。スペーシアは快適性が高い人気の車両として広く知られている。
臨時特急〈きりふり〉の特急料金は安いものの、座席はリクライニングしないほか、車内販売もない。“スペーシアを補完するバイプレーヤー的な列車”といえよう。
☆あしかがフラワーパーク関連の臨時列車
JR東日本は2018年4月1日、あしかがフラワーパークの最寄り駅として、両毛線にあしかがフラワーパーク駅を開業。東武では、佐野線佐野で両毛線に乗り換える新ルートを開拓し、利用客から好評を博した。2019年も佐野線直通の臨時列車が運転される。
○臨時特急〈りょうもう71・74号〉
2019年4月27~30日、5月1~6日に運転。71号は浅草―葛生間、74号は佐野―浅草間に設定されている。
定期の佐野線直通列車は1往復(下り夜、上り朝)運転されており、遠距離通勤客向けのダイヤである。あしかがフラワーパーク駅の開業により、臨時列車として、日中にも運転されるようになった。2020年以降も“ゴールデンウィークの風物詩”として定着するだろう。
○臨時電車〈春の花めぐり号〉
2019年4月27、29、30日に運転。往路は柏―佐野間、復路は佐野―東武動物公園間に設定されている。2018年は往路のみ運転だったが、2019年は復路も加わった。
車両は1800系(2018年5月引退)から、60000系に引き継がれ、ヘッドマークも掲出される予定である。
<取材・文/岸田法眼 取材協力/東武鉄道>