200万円の腕時計をレンタルで身につけ、何人に気づかれるか実験した結果
【レンタル3日目】ついに同世代に気づいてもらえた!
前日にアラフォーの先輩がウブロに気づいてくれたのは嬉しかったが、やはり同世代である20代の反応が見てみたい。しかも“ファッションチェック”をお願いするのではなく、自然な流れで気づいてもらいたい。
知り合いに時計好きな男性H氏(28歳)を紹介してもらい、彼が趣味だという銭湯めぐりに同行し、そのあと飲みに誘ってみた。
「いやー、あそこの温泉気持ちよかったですね~」という何気ない会話からスタート。お互いそこまで面識がなかったため、最初は自己紹介や仕事について当たり障りのない会話を繰り広げる。そのうち10分、20分と時間がすぎていく……またも不発かと焦る筆者が、思わず時間を確認しようとしたそのとき!
男性H「あ……そういえば、シルバーさんがつけてるのって、ウブロですか?」
なんと、しっかりH氏はウブロに気づいてくれたのだ。さすが時計好きなだけある。
H「いや、実は銭湯の脱衣所くらいから気づいていたんですが、めちゃめちゃ高価なものだし、同世代でも持っている人はほとんどいないので、聞けませんでした」
どうやら訳ありだと思われてしまったようだ。たしかに20代の全身ユニクロな若者が腕時計だけ200万円というのはいかにも不釣り合いだ。とはいえ、やはり自分の持っている時計を褒めてくれるのは素直に嬉しい。
ちなみにH氏本人は約5万円するオープンハートを身につけている。「もともと腕時計が好きで、身につけていると気分がアガる」とのこと。仕事にもプラスの影響を与えてくれるそうで、いつの間にか筆者もウブロがほしくなってきた。
【レンタル4日目】港区女子2人からダメ出しされたワケ
いよいよ、レンタル4日目を迎えた。明日には返却しなくてはいけないので、実質、本日が最終日ということになる。ここまで知り合いの男女の話ばかり聞いてきたが、やはり目の肥えた女性たちのリアクションも気になる。
というか、どれだけモテるかだーー。そこで、編集部内でもヤり手として知られる男性編集Yに「ギャラ飲み」で知り合った港区女子2人との飲み会をセッティングしてもらい、そこでチャレンジした。
「うぇ~い」というチャラめな乾杯でスタートすると、早速、最近知り合った経営者や芸能人のゴシップだの、会社をやめて毎晩飲み歩いているだの、聞いているだけでお腹いっぱいになりそうな話題に。正直、筆者はギャラ飲み未経験だったが、みんなこんなことを話しているのか!(たぶん違う)
埒(らち)が明かないので、自らウブロについて説明した。
女子A「うーん、財布とかバックなら興味ある女の子もいるかな。でも、ロレックスとかカルティエならまだしも、ウブロは知らない!」
女子B「ていうか、言われればわかるけど、わざわざ『この時計素敵ですね~』なんて言ってくる女はヤバい! パパ活狙い(笑)。かと言って、男のほうから言い出すのも微妙かな~。よくダイヤの腕時計自慢する社長いるけどまじで興味ない!」
なぜかここから議論がヒートアップしてしまい、結局「アップルウォッチが一番無難で、女子からも触れやすい」という結論に至った。女子Aが「iPhoneユーザー以外は付き合えない」過剰なまでのアップル信者だったせいもあるが、うーん、さすがは港区女子。