「平成カラオケ人気曲ランキング」ベスト10。まさかのアニソンがトップに
カラオケに行くと「この曲、いつも誰か一人は歌うなぁ……」という定番ソング、ありませんか?
株式会社エクシングは、1993~2018年(平成5年~平成30年)の26年間にわたる業務用通信カラオケ「JOYSOUND」シリーズにて歌唱された楽曲の回数を集計した、「JOYSOUND平成カラオケランキング」を発表しました。
まずは総合ランキング!1位はあのアニソン
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【総合ランキング】
1位…残酷な天使のテーゼ/高橋洋子
2位…ハナミズキ/一青窈
3位…小さな恋のうた/MONGOL800
4位…チェリー/スピッツ
5位…キセキ/GReeeeN
6位…未来予想図Ⅱ/DREAMS COME TRUE
7位…サウダージ/ポルノグラフィティ
8位…天体観測/BUMP OF CHIKIN
9位…アゲハ蝶/ポルノグラフィティ
10位…I LOVE YOU/尾崎豊
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平成カラオケランキングの総合ランキングでのトップは「残酷な天使のテーゼ/高橋洋子」という結果になりました。テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニング曲ですが、アニメソングの枠を超えてのヒットソングとなっています。
1位がアニメソングとは、アニメ・漫画などのポップカルチャーが大きく躍進した“平成”という時代を表していると言えそうです。
2位は「ハナミズキ/一青窈」です。「君と好きな人が百年続きますように」の歌詞が印象的なこの曲。失恋ソングだと思われがちですが、この曲は一青窈さんがアメリカの同時多発テロのときにニューヨークにいた友人男性から連絡を受けたことがきっかけで誕生したそうです。
一青さんはそのときのことを振り返り「とにかく、彼と好きな人が無事でありますようにと願いました」と、のちのインタビューで語っています。女性人気の高い定番ソングですね。
3位は「小さな恋のうた/MONGOL800」。MONGOL800は1998年に沖縄県で結成された男性3人のスリーピースバンドです。この曲が収録されているセカンドアルバム『MESSAGE』はインディーズ史上初の280万枚以上を売り上げ、発売から7か月後のオリコンチャートで1位を記録しています。
みんなで歌って盛り上がれる曲として、リリースから15年以上経った今でも世代・性別を越えて親しまれています。
4位以降はGReeeeN、ポルノグラフィティをはじめ、男性アーティストの曲が目立つ結果となりました。男性の楽曲を歌う女性が多いことから、必然的に男性アーティストの曲が多くなるのかもしれませんね。