男24歳と女39歳、恋愛は可能か?年の差交際のしょっぱい結末
突然いなくなったきっかけは不用意な一言
「彼と付き合い始めて3か月後くらいに、私の39歳の誕生日があったの。いつもデートは安居酒屋で割り勘なのに、その日はサプライズで予約の取れない有名なステーキ屋さんを予約してくれた。指輪もくれて、幸せの絶頂を感じてたけど……」
イヅミさんの誕生日を祝った翌日に事務的なLINEで「仕事が忙しくなってしまって、しばらく会えない。また連絡する」と。この連絡を境に、彼からの連絡は途切れます。
イヅミさんが返信したLINEの既読もつかないまま、急に音信不通になってしまったのです。実はイズミさんには、こうなったのに思い当たる節があるそうです。
「実は、誕生日にくれた指輪のサイズが合わなかったの。でも、指輪自体は店で交換できるし、彼はあえてサイズを聞かずにサプライズにしたかったみたい。それはいいんだけど、私が左手の薬指にハメようとしたら『それは結婚だからこっちでしょ?』って右手の薬指に促してきたの」
「ずっと一緒にいよう」と言ったのに、指輪を左手の薬指にすることに拒否反応を起こすBさん。そんな態度にイヅミさんもイライラを抑えきれず、初めてケンカをしてしまったのです。
LINEを2か月無視した「さとり世代」に怒り
お互いに結婚願望はあったようですが、Bさんは急かされるのは嫌だったのでしょう。「ちょっと詰め過ぎたかな」と反省もしたというイヅミさんですが、その一言で2人は疎遠になってしまいます。
「音信不通になった原因は、指輪問題で結婚を急かしたこと以外考えられないけど、さすがに未読スルーはないよね~!? って感じです。仕事は本当に忙しそうだったから体調崩しているのかな!? って余計な心配もしたし」
たしかに、さとり世代は打たれ弱いと言われます。しかし、昭和生まれの筆者としても、ちゃんと付き合ったにもかかわらず、連絡を無視してフェードアウトするのは許せない行為です。
「LINEはそれから1か月は未読でした。ただ、2か月後に見たら、既読がついていたので『ちゃんと話をしたい』と送ったら、返信がきました。もう1回会ったらやっぱり好きで『お互い、やり直そう』ってことになったんだけど……」