「孤独はいいものだ」と言い張る人ほど早死にする理由
そろそろ「孤独ブーム」に終わりが訪れる
人は孤独になると、どんどん自分本位になっていくという。
「実際、日本ではこの10年間で『社会とは距離を置く』『刹那的に生きる』という冷笑的な価値観が着実に浸透しており、孤独な人が増加していることが窺えます。
現在、世界中で孤独対策が進んでいますが、それも社会全体の問題意識があってこそ。みんなが互いに背を向け合って、孤独を美化しているような今の日本では、残念ながらそのような取り組みが生まれる土壌がないのです」
孤独は個人の健康だけでなく、社会のクオリティに直結する問題。そろそろ「孤独ブーム」に終わりがきてもいい頃かもしれない。
【岡本純子】
「グローコム」代表。企業やビジネスプロフェッショナルの「コミュ力」強化を支援するスペシャリスト。『世界一孤独な日本のオジサン』(角川新書)が話題
― [ぼっち]はマジで死に至る ―
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