インターンの飲み会でハシャギすぎた学生。役員と先輩たちが全員ドン引きだったけど…
役員も交えた営業部の飲み会に誘われて
しかし、そこで、丸山さんは大失態を犯してしまったのです。
「その頃、営業部で飲み会があったんです。クライアントの親戚がやっているちゃんこ屋でした。役員も2人ほどやってきて、僕らインターンを含めて10人ちょっとのメンバーが大部屋に集まりました。
インターンは僕と、慶応と青山学院の学生。宴もたけなわになった頃に、先輩たちに芸を披露することになったんです」
慶応の学生は、論語をテキストなしにすらすらと声を挙げて読み上げながら、手品を披露、青学の学生はアカペラでベートーベンの交響曲第9番をテノールで歌ったのです。
「どちらも素晴らしくて、その2人に対応するためには、あの芸をやるしかないと、かーっとなったんです」
「完全にアキラ100%になり切っていた」
丸山さんはシャツやズボンを脱ぎ、全裸になって、その場にあった座布団を手にし、アキラ100%のような裸踊りを披露しました。
「僕はあの時、完全にアキラ100%になり切っていました。でも、目の前にいる役員と先輩たちが全員、ドン引きしている様子がありありと伝わってきました。
しまった! と、後悔しても後の祭りでした。なぜ当時、すでにブームが過ぎたネタを披露したのか今でもはっきりとはわかりません」
翌日、彼の飲み会でのパフォーマンスは社内中に広まったそうです。廊下で20代の女性社員らとすれ違うと「くすっ、くすっ」という笑い声が聞こえ、大学の先輩からも「お前、やっちゃった?」と連絡が届いたりするなど、散々な結果になってしまったのです。