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成果が出ないのは本当に実力不足だから?今すぐ作るべき「自分のトリセツ」

学び

自分の特徴と推奨アクションを「トリセツ」にまとめよう

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「自分のコンディションをベストに保つ方法」については、世の中に無数のウェブ記事や自己啓発本があります。

 データに基づいたものもそうでないものもありますが、ぼくの中ではどちらも変わりません。大きく調査をした結果であれ、ある特定の個人の経験に基づいたものであれ、どちらも「自分に効果がある、という保証はない」という意味では同じです。

 自分の特徴や、ベストコンディションにする方法は、自分自身でまとめるしかないのです。もちろん、本や記事、人のアドバイスは参考になります。

 しかし、それが本当に効果的かどうか試す必要があります。そうやっていろいろ試してみたなかで、特に効果的なものを「トリセツ」としてワードファイルにまとめておきましょう。そして、自分のコンディションが悪くなっていったらそれを確認するのです。

トリセツのおかげで「沈んだ状態」が回復

 ぼくのトリセツはこんな感じです。

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・溜め込みタスクを極小化すると行動がめっちゃ速くなる。逆に、溜まってるとアクションができなくなって現実逃避に走る
⇒メールやTodoはなるべくその場で処理。「やることなくて暇」ぐらいのノリをいつも作っておく

・「とりあえず手をつける」がめちゃくちゃ有効。少しでもやり始めたら集中してやり続ける
⇒面倒だなーと思っても、一度手を付けてみる。そうするとさっとやり続けて自己肯定感も上がる

・なんだかんだクオリティにこだわる。チームビルディング大事
⇒チームを作るときや個別サービスをするときは、人の選定にめちゃくちゃ力を入れる。ゼロから育成は自分に精神的負担がかかりすぎる

・ダラダラすると罪悪感でテンションが下がりさらにダラダラする。「とにかく手をつける」
⇒ダラダラしたくなったら「とにかく手を付ける」を意識。それだけで良い

・睡眠不足はパフォーマンスやテンションの低下に直結している。寝てないとやる気もなくなるし、いい仕事もできない
⇒「疲れてるな」「人生だるいな」と思ったら、すぐに寝る。疲れている状態でやってもはかどらないしどんどんつらくなるので、とにかく早く寝て回復させる

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 アホらしく思う人もいるかも知れませんが、これ、本当に効果的です。沈んだ状態になることがほとんどなくなり、沈んでもこれらを参照することで、回復へのアクションを取ることができます。

 みなさんも、ぜひ自分のトリセツを作り、その効果に驚いてみてくださいね。

<TEXT/Shin>

某外資系コンサルティングファームで戦略コンサルタントとして勤務したのち、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定等の業務に従事。ビジネス書作家。ブログ「Outward Matrix」、オンラインコミュニティ「Players」を運営。無料メールマガジンも好評配信中

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