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高卒就活の知られざる闇…教師によるクロージングが強烈すぎる

学び

教師による強烈なクロージング

 なぜほどんどの人が、自分で探して受けずに学校斡旋の企業を受け入れて入社をしていくかというと、先生によるクロージングがとにかくすごいのです。

 高校の方針にもよりますが、僕の学校では毎年同じ企業の求人を生徒に提示していました。そのため、高校の先輩がすでに何人も入社しており、もう学校と企業の関係が出来上がっているのです。また、毎年、就職希望者のうち何人かは内定を決めるという目標があるようです。

 実際に僕がUZUZに入社後、面談をした高卒の転職希望者も同じような状況で、高校のときは2社しか採用試験を受けられず、そのうち1社を選んだそうです。しかし入社した企業が「典型的な古いタイプの会社」でベテラン社員が若手社員に嫌がらせなどをしてくるような環境だったそうです。

 同期の半分が退職をしていくなかで、次第にいじめの矛先が自分に向けられ、精神的な苦痛から5か月で退職して、UZUZにやってきました。彼いわく、高卒就職時の先生との面談は2時間にも及び、「とにかく、その会社に入ったほうがいい」と言われ続け、結局、彼のほうが折れてしまったそうです。

退職すると学校に呼び出されて説教

指差すビジネスマン

 しかも退職したあとは、すでに高校は卒業してるのにも関わらず、わざわざ学校まで呼び出されて「学校の看板を背負ってるので責任感を持ってほしい」「企業様からクレームの電話があった」と、説教をされたそうでした。

 ここだけを切り取ったら、学校は生徒の進路やキャリアよりも学校の名誉だけを気にしてるようにしか見えません。自分で決めたわけでなく半ば強制で入社をしたのだから仕方ないとも思かもしれませんが、これが実態です。

 ちなみに先ほどの彼は、その後、無事に転職活動に成功をして現在はITエンジニアとして活躍をされています。

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