今年の新成人が考える「理想の社会人像」は?ホリエモン、前澤社長も
20歳の頃に思い描いていた理想の働き方、覚えていますか?
サイボウズ「チームワーク総研」は、2019年の新成人4000人に「理想の働き方」に関する調査を行いました。
「プライベート重視」が大多数
「どんな社会人になりたいですか?」という質問では、「プライベートを重視しながら働きたい」と回答した人が76%と、もっとも多い結果になりました。
次に多かったのは「バリバリがむしゃらに働きたい」ですが、およそ7人に1人である14.6%にとどまりました。また、「働きたくない(専業主婦など)」という人も10人に1人いるようです。
4年前の新成人と比べたグラフを見てみると、「プライベート重視で働きたい」はほぼ変わらないようですが、「バリバリがむしゃらに働きたい」がわずかに減り、「働きたくない」がほぼ2倍に増えています。
新成人はブラック企業やパワハラの問題など、10代から暗いニュースばかり耳にした世代です。働くことに後ろ向きになるのも、わからなくもないかも……。
半数近くが「地元で働きたい」と回答
「どこで働きたいですか?」という質問では、半数近くの47.7%が「地元で」と回答。なお、地元志向で地元が東京の人は「東京で」と回答しています。
続いて「東京で」が31.5%、「東京・地元以外の国内の地域で」が14.4%となりました。「海外で」と答えた人は4.3%にとどまりました。
また、「どんな組織で働きたいか?」の質問では、「中小企業」「大企業」「公務員」がトップ3で、ほぼ同率となりました。「中小企業」が23.7%と、「大企業」(23.2%)をわずかに上回り、続いて「公務員」(21.3%)という結果に。
10人に1人(9.9%)が「フリーランス・起業」と答えており、企業に属することにこだわらない人も一定数いるようです。
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