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直行便では味わえない「トランジットツアー」のメリットとは?おすすめ空港4選

暮らし

「トランジット」という言葉を聞いたことがありますか??

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※画像はイメージです(以下、同じ)

 目的地まで直行便ではなく、どこかの都市を経由して乗り継ぎで行くときに一時的に他の空港へ立ち寄ることをトランジットと言います。

 たとえばハワイに行くときに、ソウル経由のお得なツアーもたくさん出ています。本来の目的地はハワイで、トランジットで立ち寄るのがソウル、ということになりますね。

 直行便は乗り換えがないので、早くて便利ではありますが、料金が高額になるというデメリットがあります。私はあえて乗り継ぎ便を多く利用し、トランジットでおまけの旅行を楽しんでいました。

 今回は各国の空港がトランジット利用者のために用意している「トランジットツアー」を紹介します。

乗り継ぎで有名な空港は?

 私が過去に利用した乗り継ぎ便をいくつかご紹介します。

・台北経由でバリへ
・ドバイ経由でポルトガル・ヨルダン・ケニアへ
・イスタンブール経由でハンガリーへ
・北京経由でパリ

 ドバイ、アブダビ、ドーハの中東系エアラインは世界中へ乗り継ぎが出ていて安いので、過去に何度も利用しています。複数都市を同時に楽しめ、値段も直行便より安くなることが多いのが乗り継ぎ便のメリットです。

無料のトランジットツアーがあるアジアの空港

 そんなお得な乗り継ぎ便。実はもっと、もっとお得なツアーがあるのを発見しました。それが各航空会社、空港、観光局が提供しているトランジットの顧客専用の「無料観光ツアー」です。

 今回、日本人が利用しやすいアジアの空港を4つ探し出しました。今まで知らなかったのが悔やまれるほど充実した内容になっています。

■ソウル「仁川国際空港」

 もっとも利用しやすいのがソウルの「仁川空港のフリーツアー」かもしれません。2時間以上のトランジットがあれば最低1時間のコースから利用できます!

 用意されているツアーは全部で9種類とかなり豪華。定番の明洞から南大門市場に行ってくれるツアーもあるようですよ。

■台湾「桃園国際空港」

桃園国際空港」では午前と午後の2つの半日コースが用意されており、午前中は伝統文化に触れるコース。午後はランドマークなどエンタメ強めのコースとなっています。

・「三峡鶯歌半日コース (午前)」…8:00~13:00
・「台北市街半日コース (午後)」…13:30~18:30

 ツアーが長めなので7時間以上のトランジットが必要ですが、該当するならぜひたっぷりと利用したいところ。特に午後のコースは台湾を存分に堪能できる観光スポットばかり詰め込まれているのでおすすめです。

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