職場の好きな女性にどうアプローチしたらいい?伝説のホストの回答は
立命館大学中退を経てホスト業界入りを果たし、初月から5年連続No.1をキープするなど、かつて伝説のホストとして名を馳せた井上敬一氏(43歳)。
ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)では、ホストクラブ経営者として奔走する姿が第8弾まで放送された井上さん。現在は実業家として個人のブランディングやアパレルのプロデュース、コミュニケーションにまつわる講演活動を行っています。
ホストといえば、女性との色恋に事欠かない、華やかな夜の世界を連想しがちです。しかし、井上氏は「フラれてなんぼの仕事」と語ります。百戦錬磨の経験で培われたその井上式恋愛メソッドで、20代男子の恋愛相談に答えてもらいました。
Q.会社にいる好きな女性に、どう行動を起こせばいい?
■26歳・男性・会社員■
「会社に好きな女性ができて、アプローチしたいと思っています。でも、自分の行為がセクハラにあたるのではないか、失敗したら職場にいづらくなるのではないかと不安で、なかなか行動に起こせません。どうしたらいいでしょうか?」
A.フラれて当然というマインドセットを持つことで楽になれる
井上敬一(以下、井上):好きな相手に対して、どうアプローチしていけばということですね。間違いなくいえるのは、第三者を絶対に入れるべきです。特に職場なんて失敗したら気まずいじゃないですか。
だから自分が好意を持っていることを第三者を通じて伝える。「『○○ちゃん、可愛い』って言ってたよ」「ちょっと気になってるみたいだよ」って。そういうふうにして、相手の感触を見ながら進めるのが失敗しない方法だと思います。
よくフラれるのが怖いっていう人がいますけど、「それって100%イケると思ってるの? すごい自信だね」と僕は言います。そうすると「いや、自信がないです」とか返してくるんですけど、少なからず心の中で「100%イケる」という希望的観測があるから不安とか恐怖が働くのだと思います。
でもね、人間って基本的にフラれ続けてる生き物なんですよ。あくまで極端な例え話ですが、誰しも1人か2人、多くて10人に言い寄られたことはあるかもしれない。でも日本の全人口で考えると、それ以外の約1億人にはフラれているんですよ。
なので、「フラれて当然」というマインドセットを持つこと。イケたらラッキーくらいに思わないと、必要以上に失敗を怖がるようになってしまいますね。