頑張っても「そこそこの結果」しか出せない人が忘れているもの
こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。
ぼくは今も昔も劣等感のカタマリで、周りのうまく行っている人を見るたびに「なんであの人みたいになれないんだろう」と思ってしまう傾向にあります。
がんばることで「そこそこの成果」は出せたが……
ただ、ぼくはそこから、
「じゃあどうするか?」
「どうすればここから巻き返せるか?」
と考えて、自分を鼓舞して努力を続けました。それで、そこそこの結果を得ることができたのです。
でもそれはあくまでも「そこそこ」で、上には上がいることに気づいたのです。少し前に進むたびに、また押しつぶされ、またつらい思いをする。そういう繰り返しでした。
そんなある日、ふと「こんなことを続けるのはツラいよね」という、シンプルな事実に気づいたのです。
成果を出したい、実力をつけたい。それは悪くもなんともない。でも、それを得るために、毎日自分に鞭打ちながら努力を続ける人生は「シンプルにイヤだな」と感じました。
成果を出しているスゴい人は何が違う?
また、「自分が追いつこうとしているすごい人たちは、たぶんぼくとは違う考え方をしているんだろうな」ということに薄々気づき始めました。
彼らは「成果を出したい」「実力をつけたい」と自分を追い詰めてるんじゃなくて、シンプルに目の前のことを楽しみ、没頭しているからこそ成果が勝手に出るし、実力もつく。そういう順番なんだ、ということに気づいたのです。
振り返ってみれば、学生時代にスポーツや勉強で成果を出せたときも、仕事がうまく行きだしたときも、ブログを毎日狂ったように書いていたときも、「成果を出そう」「実力をつけよう」とは考えていませんでした。
ただ目の前のことに夢中だったのです。