女性とのマッチング率を40%上げる簡単な方法。アプリ運営会社CEOが教える
さまざまなマッチングアプリが登場し、気軽に出会う機会が増えている昨今。しかしながら、デートにこぎつけられる男性もいれば、歯牙にもかけられない男性がいるのも事実です。
ぶっちゃけ、どんなオトコがモテるのでしょうか!?
マッチングアプリ「Dine」を運営し、自身も「月に10人とアプリを通じて会っている」と語る株式会社Mrk&CoのCEO上條景介さん。今回、データに基づいた「マッチングアプリで勝ち組になる方法」を教えていただきました。
そもそもどんなアプリを運営しているの?
――まず、「Dine」について教えてください。
上條景介(以下、上條):「Dine」は「デートに行く」というのを目的としたアプリです。最大の特徴は、銀座や恵比寿など、東京だと約120店舗のレストランから「初デートに行きたい場所」をあらかじめ挙げられるようになっている点です。
なので、マッチングした時点で会う場所や日程を即決し、面倒なメッセージのやりとりを省いてすぐにデートすることができます。恵比寿の有名な焼肉店なんかだと、月100組程度「Dine」のユーザーの方の予約が入っていることもあります。
――ユーザーはどんな方が多いですか?
上條:現在のユーザー数は20万人ほどなのですが、年齢でいうと25~39歳がメイン層です。20歳前後のユーザーが多い「Tinder」などに比べると、比較的高めですね。
ユーザーの平均年収も中央値を取ると700万円ほどですが、年収1000万以上の方も結構いらっしゃいます。官僚や女医、大手IT企業の社員など、仕事が忙しくて社会的ステータスの高い方が多いです。
初デートは「投資」だと思ってオゴるべし
――なるほど「bizSPA!」は20代サラリーマンが読者なのですが、年収が高い年かさのライバル男性と、どちらがよりモテるんでしょうか?
上條:「Dine」でいえば、20代前半の若者と30代後半では後者のほうがモテます。一番モテるのは30歳あたりです。やっぱり女性は「オゴってもらえるんじゃないか」と期待するから。良いお店に行きたくても、20代前半の男性が相手だと不安になりますよね。
実際、アプリ内で「オゴります」と表示しておくと、マッチング率が40%アップします。……と言うと「メシモクかよ」という声が上がることもありますが、女性を外に出したもん勝ちですし、男性は圧倒的にオゴったほうがいいです。
女性はオゴられることによって「特別扱いされている」と感じる人が多い。そうなれば相手も嬉しいし、男性は2度目のデートにつなげられるかもしれない。いわば男性にとっては「投資」です。割り勘した時点で女性からは「あ、この人、私に興味ないんだ」って思われます。