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面接で自分の武器を正しく伝えるコツ。着実に「年収がアップする仕事」も

学び

 コロナによる景気変動や年金問題、海外での戦争、円安……昨今の情勢から将来に不安を感じる人は少なくありません。生活に欠かせない「収入」も不安要素のひとつです

給与

※画像はイメージです(以下同じ)

 収入を上げるためには自身の「年収」を上げることが重要になりますが、日本の平均年収は過去10年大きく変わっていません。国税庁の調査からも分かるように、400万円台前半を行ったり来たりしています

 ではこれから先の年収アップは難しいのかというと、そんなことはありません。400万円というのはあくまでも“平均”年収の話なので、自身の行動によって年収を上げることは可能です。今回は、人材エージェントとして数多くの就職・転職を支援してきた筆者が「年収を上げる方法」について解説します。

転職時に年収をあげる方法

国税庁

(出所)国税庁/「令和2年分民間給与実態統計調査について」

 年収を上げる行動パターンは、以下のように大きく分けて5つあります。

・転職する
・昇進/出世する
・起業/独立する
・副業を始める
・投資を始める

 今回紹介するのは、この中でもポピュラーな「“転職”を通して年収をアップさせる方法」です。結論から言うと、転職時に年収を上げたいなら“経験”や“スキル”などの「武器(根拠)」を持つこと、そして面接時に「その武器(根拠)を正しく伝えること」が重要になります。

「武器」を正しく伝える3つのポイント

面接

 特に「正しく伝えること」は大切です。なぜならどれだけ強い武器を持っていても、相手に伝わらなければ何も持っていないのと同じだからです。では、どのようにすれば正しく伝わるのでしょうか。職種によっても変わりますが、伝え方のポイントは大きく3つあります。

1.「実績」は客観的な数字を用いて伝える
2. 結果だけではなく「過程(行動)」も具体的に伝える
3.「壁を乗り越えた経験」を具体的に伝える

 それぞれについて説明します。

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