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自己流の筋トレで脱臼!憧れのマッチョになれなかった男性の悲哀

コラム

 コロナ禍によって増えたステイホーム時間。そんな中、運動不足を解消しようと、徐々に営業再開しはじめたジムに行く人が増え、空前の「筋トレブーム」が起こっています。

オンライン飲み会

※画像はイメージです(以下同じ)

 そのブームの裏側で「筋トレを始めたらエライ目に遭いましたよ……」と語るのは、サラリーマンの三宅亮廣さん(仮名・32歳)。三宅さんは今から1年前、友人とのオンライン飲み会がきっかけで自宅で筋トレを始めることになりました。

コロナ禍でZoom飲み会にどハマり

「在宅勤務や飲み会の自粛で友人とも全然会えず、家でお酒ばかり飲んでいたんです。そんなとき、たまたま大学時代の友人から連絡があったんです。最初は通話していたのですが、お酒も入ってZoom飲み会に切り替えました

 リモート飲み会にすっかりハマってしまった三宅さんは、定期的に大学の友人4~5人でZoom飲み会をするように。

「そんなある日、『在宅になってから太っちゃって……』という話題になりました。すると、友人の1人が『今、筋トレにハマってる』と言い出して、腹筋を見せてもらうことになったんです」

友人に勝つため、自己流の筋トレを開始!

筋トレ

 友人の腹筋は見事なシックスパックになっていて、リモート飲み会は大盛り上がりだったそうです。そこで、友人の1人から「皆で筋トレをしようよ」という提案が。

「僕は学生時代、サッカー部だったので運動は得意分野。自信があったので即OKしました。罰ゲームも決めようということになり、次のリモート飲み会までに一番体脂肪率が減っていなかった奴が、自粛期間後1回目のリアル飲み会で、全員の飲み代を払うというものにしたんです」

 友人に勝つため、筋トレを始めることになった三宅さん。まずは手始めに家の周りをジョギングし、その後、ダンベルを購入して自宅で筋トレを始めました。

「ジョギングの時点では筋肉痛になることもなかったので、もっと激しい運動もいけると思いました。そこで、追い込みのためにバーベルセットを購入したんです。でも、ジムに通っているわけでもないし参考にするのは筋トレ動画くらい

 もちろんプロのトレーナーの筋トレ動画を見ていたものの、素人が簡単に真似できるものではなかったといいます。

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