飲み会後に集金を渋るメンバー。グループLINEで晒した意外な結末
最近では気軽に開くことができなくなってしまった飲み会では、お金が絡んだトラブルも多くみられます。今回は、そんなトラブルに巻き込まれた男性が自分の行動を反省するまでのエピソードをご紹介します。
飲み会の幹事の小さな悩み
コロナウイルス感染症が拡大する以前、常田優馬さん(仮名・当時25歳)は頻繁に友人と飲み会を開催していました。飲み会が大好きな常田さんは、いつも幹事を担当し、予約から会計まで請け負っていたそうです。
「上司との飲み会は好きじゃないですけど、仲のいい友達とは楽しいじゃないですか。予約とか集金とか面倒と言えば面倒でしたが、それでも飲み会で友達とワイワイやりたいという気持ちが大きかったです」
しかし常田さんは飲み会のメンバーの1人であるEさんに、毎回嫌な思いをさせられていました。それは飲み会自体ではなく、飲み会後の集金で起こるあるできごとが理由だったのです。
会計後に集金を渋るメンバー
常田さんは飲み会開催時には一旦会計を済ませた後、アプリを利用してメンバーから参加費を集金するスタイルを取っていました。しかしEさんは、いつもその料金を出し渋るのです。
「みんなに『今日は〇〇円です』ってLINEで伝えて、送金してもらうんですがEくんだけは毎回『え~』とか『おごって!』とか言ってすぐに出さないんです。しかも個別LINEで送ってくるんですよね…。ただ本当に出さないわけではなく、最終的に支払ってくれるんですが遅れることもありました」
常田さんは毎回このようなやり取りをEさんとすることにうんざりしていましたが、友人同士の雰囲気が悪くなることを恐れて誰にも相談できずにいたのです。しかしそんな常田さんのモヤモヤは次第に大きくなっていきます。
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