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陰湿セクハラ課長に怒りの反撃。30代女性が送った「じゅうたん爆撃メール」

コラム

 もちろんご存じでしょうが、「窮鼠猫を嚙む」は、弱者が強者に一矢報いるという意味。現実ではなかなかお目にかかれないようなシチュエーションではありますが、某通販会社に勤務している皆川晴香さん(仮名・26歳)は、まさにこの言葉を体現するような事件を目撃したそうです。

ねこ ねずみ

画像はイメージです(以下同じ)

「女性の派遣社員」を標的にする陰湿な上司

「私が在籍している物流部門の課長は陰湿で評判が悪かったんです。好みの部下には優しいんですが、ちょっとでも嫌われると大変で、ミスを誘発するような仕事の振り方をするんです……

 私も本来の優先順位とは違う流れで、業務をやるよう指示を出され、その場で、より偉い部長から間違いを指摘されたんですが、課長は『ちゃんと優先順位を説明しただろ!』と強弁。つい自分の責任ということにしてしまいました」

 課長は「女性の派遣社員」のことも標的にしがちだったとか。

「部署には派遣社員が大勢いたんですが、課長に気に入られると距離をつめてくるんです。仕事を手伝っているフリをして、やたらと接近されるようで、嫌な感じだなあと思って見ていましたが、まさか、あんなひどいことをしていたとは夢にも思っていませんでした……」

プライベートのことをしつこく聞く…

セクハラ

 皆川さんが悪事を知ることになったのは、課長のセクハラが原因で会社が訴えられる寸前だという話を同僚から聞いたから。

「手口としては、まず自分の家庭事情を全て話した上で、出身、前職、そして既婚者なら夫との関係や夜の営みまで……伏せておきたいプライベートのことをしつこく聞く。そして、『こっちの話を聞いておいて、自分の話は語らないつもりなの?』と強要していたようでした」

 聞きたがり屋の課長に、新たなターゲットにされてしまったのが三井さん(仮名)という派遣社員。

「女優の木村文乃さんに似た感じの30代の女性でシングルマザーでした。若い時に結婚したため社会人経験がなく、『就活にはかなり苦労した』と本人から聞いていました。何度か彼女と課長が話している様子は見かけましたが、まさかそこまで執着しているとは思いもしませんでした」

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