自信過剰すぎる同僚に明かされ、イラッとした「私が口説かれない理由」
社会人になると、職種によっては、新たな出会いが少なくなります。職場で知り合っても、深い付き合いができずに真の友達と呼べる相手が減ってしまう人も。
そんななか、10年来の付き合いとなる同期の女性社員との関係に頭を悩ませているというのが斎藤歩美さん(仮名・32歳)です。
就職した会社で出会った同期は、暴言魔
レンタカー業務の営業所で働く歩美さんは、入社以来仲の良い同期のAさんがいました。
「営業職の男性社員のための書類を作成したり、返却された車を運転して車庫に戻したりと、事務職とはいえ接客業も兼ねていました。女性社員が少なかったため、仕事の悩みを相談したり、お互いの恋愛話をしたりと、よく一緒に過ごしていました」
しかし表面的な人間関係が苦手だというAさんは、余計な一言が多かったそう。
「私はロックっぽいファッションや、デニムやパーカーが好きなのですが、私がヴィトンの財布を持っているのを見たAさんが、『服装や態度は男性っぽいのに、持ち物はギャルだね』って言ってきたんです……。そんなところまで見ているのかと思うと、ちょっと気分が悪くなりました」
人の努力をバカにするような態度
さらに、向上心を傷つけるような発言もよくしてきたそう。
「来店者に海外旅行客が増えてきたので、よく道を聞かれたんです。そこで、道案内するために英語を習い始めたって言ったら、『そんなのGoogleマップ見せればいいじゃん』って笑って言ったんです。しかも『私はね、いっぱい勉強したの!』と、突然、学生時代の自分の成績の自慢を始めました」
おまけに歩美さんが軽く苦言を呈しても、「自分でも少し自覚はあるけれど、うわべだけの付き合いって嫌いだし、ユーモアだと受け取ってくれていると思っている」と、まったく悪びれる様子がありません。周囲のことが気にならないタイプかと思いきや……。
「彼女は周囲から浮くのが嫌なので『一緒にノンアルの飲み物を頼んで』『鶏肉が食べたいから一緒に食べよう』と、私の好みは無視で、一緒に頼もうって言ってくるんです。同僚だし、断りづらくて……」