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2位はへずまりゅう逮捕。2020年「ネット炎上事件」印象に残ったトップ10

ビジネス

 未曽有のコロナ禍に見舞われた2020年。インターネット上ではどのような話題が注目を集めたのでしょうか。

ネット炎上事件

※画像はイメージです(以下、同じ)

 今回、2020年に世間を騒がせたネット炎上事件を編集部で独自に30個選び、全国の20代男性200人にアンケート調査を実施。特に印象に残っていた騒動を1〜3つ選んでもらい、ランキング化しました。上位10事件を紹介します。

9位 京都精華大講師が松任谷由実に暴言投稿(9票)

 騒動のきっかけとなったのは2020年8月29日、政治学者・社会思想研究者で京都精華大学人文学部講師の白井聡さんが自身のFacebookに上げた投稿です。

 白井さんは歌手の松任谷由実さんがラジオ番組『松任谷由実のオールナイトニッポンゴールド』(ニッポン放送)にておこなった、安倍晋三前首相の辞任会見についての「テレビでちょうど見ていて泣いちゃった」というコメントを引き合いに、「荒井由実のまま夭折すべきだったね。本当に、醜態をさらすより、早く死んだほうがいいと思いますよ。ご本人の名誉のために」と投稿。

 これに批判が殺到する事態になりました。その後、9月1日に白井さんはFacebookを更新。

「私は、ユーミン、特に荒井由実時代の音楽はかなり好きです(あるいは、でした)。それだけに、要するにがっかりしたのですよ。偉大なアーティストは同時に偉大な知性であって欲しかった。そういうわけで、つい乱暴なことを口走ってしまいました」と反省の弁を述べるも、松任谷さんの人格をなおも貶めるような発言は物議をかもしました。

 最終的に9月3日、講師を務める京都精華大学がウェブサイト上で謝罪文を公開する事態となっています。

同率9位 ナイキのCMに賛否(9票)

 スポーツメーカーのナイキジャパンが11月28日、公式YouTubeチャンネルにて「動かしつづける。自分を。未来を。」と題した2分間の動画を公開。動画上では人種、国籍、いじめなどさまざま問題に直面した3人のサッカー少女が、スポーツを通じて成長していくさまが描かれています。

 人種差別やいじめといった問題をストレートに描いた動画の内容に「素晴らしいCMを作った」「ナイキを履くのが誇らしい」と称賛の声が集まりました。

 一方で「日本が人種差別国家だといいたいのか」「反日プロパガンダだ」といった声も寄せられ、YouTube上でも高評価が9.2万、低評価が7万(12月24日時点)と評価が分かれ、議論が紛糾する事態となりました。

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