毎日着るならジャケットは何色が正解?絶対に失敗しないコーディネート術
自分に合う「究極の1着を見つけるコツ」について、「試着のクオリティを高める」ことが重要という結論に達したのが前回の記事でした。
今回も、のべ4600人を超えるビジネスマンの買い物に同行する服のコンサルタント『真似するだけで印象が劇的によくなる 38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)の著者が「毎日着ても飽きないコーディネートを見つけるコツ」を、お伝えします。
毎日着ても飽きないコーディネートとは
究極の1着を見つけるコツというのは、試着のクオリティを高めることであり、つまり「似合う」を見つけるより「似合わない」を避ける意識をもつことです。
そこから値札に表示されない「違い」に気付けるのですが、さて、次のステップは「究極のコーディネート」です。毎日着る前提で考えたとき、オン・オフ問わず、毎日違和感なく過ごすために、どんな視点で組み合わせを考えればよいのでしょうか。
オン・オフ兼用で、毎日同じ服を男性が着る場合、「アウター=ジャケット」が現実的です。スーツとカジュアルの中間に位置するからこそ、平日は「オフィスカジュアル」、休日は「キレイめカジュアル」として見せられます。
毎日着るなら紺よりベージュ
色については「ベーシックな紺ジャケット」を真っ先に思い浮かべるかもしれまんが、毎日着るとすれば私は「ベージュ系の色」を推奨します。
同じ服を着ていると、その人のイメージが定着されてしまい、紺ジャケットでは印象が埋もれてしまいます。また、休日に着る場合には少し堅く見えがちです。ベージュ色であれば、休日のキレイめコーディネートとしても馴染みやすいですし、ジャケットという体裁から平日に着用していても違和感ありません。
しかも、明るい印象に見えるのでパブリックイメージの定着としても最適です。クオリティーの高いベージュジャケットを見つけたら、次は合わせるパンツです。